- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004309765
感想・レビュー・書評
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000047350
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なかなかおもしろかった。
鴎外が、日本の読者になじむように創作したり内容を削ったりして翻訳していたこと、史伝に自分のアイデンティティを探していたことなどなど。
軍医という実学の現場にいた鴎外が翻訳にも携わっていたことの不思議。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00130367
2009年度「文学ノススメ」でも取り上げました。 -
[ 内容 ]
軍医として多忙を極める生活の中、鴎外は「即興詩人」「ノラ」をはじめ文学関係の著作の半分以上を占めるほど数多くの翻訳を行った。
文豪の作品を翻訳という観点からたどり「文化の翻訳者」であった鴎外の現代的意味を考える。
[ 目次 ]
第1章 そこにはいつでも「原作」があった――ドイツ三部作
第2章 鴎外とアンデルセン――文化の「翻訳」
第3章 口語文章体と西洋新思想の日本化――「翻訳」から創作へ
第4章 仮面をつけた翻訳者――「訳者」であり「役者」であること
第5章 歴史小説の世界――方法としての「翻訳」
第6章 小説から史伝へ――「翻訳」からの飛躍
終章 鴎外の遺書――最後の「翻訳」
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