- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004309802
感想・レビュー・書評
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各分野を、その分野の著名人を軸に話を展開。非常にわかりやすく面白い。
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物理学の歴史について、人物を中心にした発見の物語として、とてもわかりやすく解説されています。上巻は、ギリシャ時代からアインシュタインまで、下巻は再度アインシュタインから始まり20世紀を展望します。
大阪府立大学図書館OPACへ↓
https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000599739 -
人物で語る、というのは難しいですね。
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新 書 IS||420.2||Yon
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子供が大きくなったら軽い読書として是非勧めようと思った。
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◆きっかけ
ブログ「知は力なり」2013/12/3記事で紹介されていて。2017/2/27 -
久しぶりに物理の本を読みました。おもしろい。自分の本拠地にもどったような気分です。もちろん今では数式が並んでいたりすると、閉口してしまうのですが、本書は物理学を作り上げてきた人たちの生き様を盛り込みながらの記述になっているので、本当に楽しく読むことができました。著者自身があとがきで書かれていますが、物理学ほどおもしろいものはない、だからそれを一般の人にも伝えたい、そういう思いで本書を執筆されたそうです。その目的は十分に達成されていると言えるでしょう。もっとも、私自身、少しは物理をかじっており、特に科学史は自分なりにも本を読んで楽しんできた人間ですので、理科嫌いの人たちにもこのおもしろさが伝わるかどうかは微妙なのですが。さて、著者は日本を代表する、女性物理学者の一人といえると思います。たぶんだからこそ、下巻第11章キュリーとマイトナーの記述には特に力が入ったのではないかと思います。歴史を通しての物理入門書にはアインシュタイン「物理学はいかに創られたか」や朝永振一郎「物理学とは何だろう」が有名ですが、その横にしっかりと並べておきたい2冊だと思います。
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今周りが理系ばかりなものだから「まったく歴史を知らない奴め」というと「お前は物理を知らないだろ」と返されるのが悔しくて勉強しようと。しかし化学とか生物って面白い入門書がたくさんあるのに物理って全然ないなぁ。これもあんまり印象に残らなかったしなぁ。