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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784004313878
感想・レビュー・書評
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摂南大学全学共通プロジェクト関連図書
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB99434213 -
読み飛ばした所もあったがひとまず読了。
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川と国土は切り離せない
川を考える軸
・流域 山から海
・空から地下
・時間
ダムを作ると砂が溜まる→河口に排出される砂が減る→海岸が侵食される
景観の劣化はリスク増
森林、農地の地籍
終わりのない詰将棋 -
【電子ブックへのリンク先】※スマホ・読上版です!
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000073156
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カテゴリ:図書館企画展示
2016年度第9回図書館企画展示
「災害を識る」
展示中の図書は借りることができますので、どうぞお早めにご来館ください。
開催期間:2017年3月1日(水) ~ 2017年4月15日(金)
開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース -
川は、上流から河口まで、そして海岸線も含めて川全体で治水を考えないとバランスが崩れてしまう。説得力のある内容で思っていたより内容は良かった。海岸線だけみて語ってもダメなんじゃないかな。
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川の源流から河口まで、本来川はひとつながりの自然と考えるべきところを、我々が管理する上での合理性を求めて縦割り行政によって管理したことにより、水害を助長させたのは間違いないと感じた。恐らく高度経済成長期において経済性が優先されていた時期にも、筆者のように災害工学的見地から意見を発していた方は少数ながらおられたと思う。現代社会においても大多数の意見を優先するのでは無く、少数派の意見に耳を傾けその価値を真に理解して物事を決定して行く必要があると感じた。
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国土の変貌と水害、都市と水、地球の水が危ない、といったこれまでの岩波新書での著書のエッセンスがちりばめられている。(さっと読めるわりに)本質をつき続ける記述の勢いに陰りはない。それでいてまた、海岸堤防のことなど、まだまだ新たなテーマをも繰り出してくるのだから恐れ入る。
河川に携わるなら、やはりまずは歴史から知れ(過去の破堤箇所、歴史的治水施設など)というのと、それに地質等への言及が印象的。
それに加え、超過洪水をみすえて、小規模遊水地(耕作放棄地や、水田への地役権設定)までも指摘されていて、グッと来た(ドキッとした)!
歴史という観点からは、(本書でも挙げられている)杉本苑子「孤愁の岸」も、早く読まないとなぁ。 -
高橋裕著「川と国土の危機〜水害と社会」(岩波新書1387)読み終わり。図書館で借りましたが,購入決定〜!
東京で災害というと首都直下地震とすぐに思うが,実は水害のポテンシャルも高いということを知った。利根川,荒川,江戸川という大きな川が流れていて,かつてはそれらが氾濫して大きな被害をもたらしたという。
そのような歴史的な視点に加えて,高度経済成長期の国土開発がいかに河川にダメージを与えて,災害の危険性を高めてしまっているか,日本の景観をゆがめてしまったか,これからどのような防災教育をするべきか,など覚えておきたいことがたくさん書かれていた。
図書館の本には赤線を引けないので,自分で買って赤線を引きながらもう一度読みます。 -
14/5/10読了
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河川工学の老教授が日本の河川に関する課題を論じた書。
最初のうちは、きれい事を並べているだけかなと冷めた気持ちで読んでいたが、ダム建設全盛期の昭和30年代にタム建設反対の訴訟に原告推薦の鑑定人を引き受けたり、多摩川水害訴訟では、原告、被告双方から証人として推薦され、平成の今の時代でも通用する主張を堂々と行ってきた方であることがわかった。その上で、明治生まれの先人を引き合いに出して、住民や役人は川をもっと観察すべしとの主張は説得力があった。
幸田文も著者の講義を聴きに来ていたとのことで、そのときの逸話もおもしろかった。 -
河川工学、勉強したくなった。
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[紹介文から]東日本大震災は,臨海地域の開発に依存してきた近代日本への警告である.無思慮な開発は国土の脆弱性を増し,大洪水の危険は高まっている.川の流域全体を統一した保全思想と,防災立国の発想が必要である.
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川や崖などの地形や水環境といった、自分が興味のあるテーマの本を続けて読む機会を得ました。最後に出会ったのがこの本でした。専門用語などが多く使われ、読みとばした部分も少なくありません。でも、今の日本にとって何が優先されるべきか、あらためてきづかされました。経済成長だけを声高に叫ぶ方々に是非読んでくださればと願います。
「日本がダメなら、ハワイに住めばいいじゃないの」なんて言いだす富裕層が出ないうちに…。 -
日本における治水、災害の歴史を辿り、現代社会にどう応用していくべきか、それを手助けする技術者としてどのようにあるべきか、を書いた本です。土木や河川、農林業にかかわる人は読んでおいて損はないでしょう。
高橋裕先生はこの分野では本当に著名な方ですが、その著者が今まで行ってきたこととそこにある問題意識というのは多くの土木技術者にとって考慮に値するものだと思います。
河川にまつわる話が多いですが、それ以外の災害についても触れていますし、日本という国、東京という都市がいかに災害に対して脆弱な基盤の上に存在しているかを思い知らされます。
総合的管理が、著者が以前から訴えていた流域管理だけでなく、海岸や地下水の保全にも適用されるべきである、という考えも説得力がありますし、猶予のない、切羽詰っている日本の現状が伺えます。
さほど分厚くはないですが、市民としても、技術者としても学べることのある一冊だと思います。 -
水をせき止めれば、同時に土砂も止めてしまい、河口に運ばれる土砂が無くなれば、海岸が浸食されるがままになる。
いたちごっこだから、人間のすることはたかが知れているし、ダム事業そのものが間違っているのではないか・・・という若者をむしろ諌める。
人はそのように試行錯誤しながら防災に努めてきたのだからと。
長老の意見を聞くような気持ちにさせられる。
一貫して著者の言いたかったことは、国や行政の国土に対する根本的な哲学の無さではなかったのだろうか。 -
517||Ta
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