中南海――知られざる中国の中枢 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
3.05
  • (2)
  • (4)
  • (8)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 97
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004315407

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 故宮の西側に隣接する中南海。ここで中国の国政が司られているらしい。
    社会主義国であり、超エリート大国である中国らしい政治の姿とも言える。中国のエリート層にとって「中南海入り」することが大きな目標となっていることは容易に想像がつく。

    中南海にいる党指導部の世代交代にも厳格なルールがあるようだ。10年単位で世代交代が着実に行われているところに、底辺が広い中国の底力を垣間見ることができる。

    また、党高級幹部の子弟もそのほとんどが米国、しかもハーバード大学への留学をしているとのこと。人脈形成の点において、米中関係はすでに日米関係を超えている。
    近い将来、東アジア政治が米中を中心とした枠組みの中で行われるのは間違いないだろう。

  • 勉強になりました。

  • 2015年6月新着

  • 中南海という象徴的な場所を中心に、中国の統治機構を勉強できる資料である。

  • 書籍についてこういった公開の場に書くと、身近なところからクレームが入るので、読後記はこちらに書きました。

    http://www.rockfield.net/wordpress/?p=5103

  • 日本の報道ではなかなか耳にしない「中南海」
    それ自体の認識は深まりましたが、悪文ですね。
    特に中国語と漢字は違うのだから、親切にルビでも打てばどうなんや。

  • 312.22||In

全19件中 11 - 19件を表示

稲垣清の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×