ユーロ危機とギリシャ反乱 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004315865

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  • 「ユーロ危機とギリシャ反乱」田中素香著、岩波新書、2016.01.20
    256p ¥886 C0233 (2020.10.25読了)(2020.10.14借入)
    田中素香さんの本、三冊目になりました。ユーロの本については、この辺でいいかなと思います。
    「本書は2010年のギリシャ危機から今日まで続くユーロ圏の危機の経過、危機の原因、制度改革、そして危機克服の方法について説明していく。国として、「独り勝ち」といわれたドイツと危機の続くギリシャに特に注目している。」(ⅰ頁)

    【目次】
    はじめに
    序章 ユーロ危機の見取り図
    Ⅰ章 ユーロ危機の展開と危機の「本質」
    Ⅱ章 ユーロ制度の欠陥と「ユーロ崩壊」論
    Ⅲ章 帝国型ユーロ制度への発展―「ユーロ2.0」へ
    Ⅳ章 ポスト・ユーロ危機の断層線
    Ⅴ章 ユーロ危機とギリシャ―財政緊縮政策から反乱へ
    終章 ユーロのゆくえ
    おわりに
    主要欧文略語一覧
    参考文献
    EUの通貨統合をめぐる主な出来事

    ●GIPS諸国(5頁)
    GIPSとはギリシャ、アイルランド、ポルトガル、スペインの頭文字を並べたものである。

    ☆関連図書(既読)
    「EC統合 ヨーロッパの悪夢」宮崎正弘著、光文社、1990.03.30
    「ユーロランドの経済学」浜矩子著、PHP新書、2001.01.29
    「ユーロ その衝撃とゆくえ」田中素香著、岩波新書、2002.04.19
    「ユーロ 危機の中の統一通貨」田中素香著、岩波新書、2010.11.19
    「欧州連合 統治の論理とゆくえ」庄司克宏著、岩波新書、2007.10.19
    「ルポ 難民追跡――バルカンルートを行く」坂口裕彦著、岩波新書、2016.10.21
    (2020年10月28日・記)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    ギリシャを震源とするユーロ危機。二〇一〇年から金融パニックや危機が続発し、一時「ユーロ崩壊」論まで噴出した。危機の本当の原因は何か。なぜギリシャは国民投票を行ったのか。好景気で“独り勝ち”のドイツは何を考えているのか。そして今、ユーロはどこへ向かうのか―。ユーロ研究の第一人者が徹底的に解説する。

  • 2010年のギリシャ危機から今日まで続くユーロ圏の危機の経過、危機の原因、制度改革、そして危機克服の方法について説明。国として「独り勝ち」といわれたドイツと、危機の続くギリシャに特に注目する。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40235207

  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001078657

  • 水平から垂直へ陥った瞬間から単一通貨のうまみを享受出来る国とそうじゃない国に別れてしまった感がある。

  • 東2法経図・6F開架:B1/4-3/1586/K

  • 序章 ユーロ危機の見取り図
    1章 ユーロ危機の展開と危機の「本質」
    2章 ユーロ制度の欠陥と「ユーロ崩壊」論
    3章 帝国型ユーロ制度への発展―「ユーロ2・0」へ
    4章 ポスト・ユーロ危機の断層線
    5章 ユーロ危機とギリシャ―財政緊縮政策から反乱へ
    終章 ユーロのゆくえ

  • 経済は相変わらずむつかしい。
    やっぱり西はドイツ、東は日本なのかな。

  • 2016年3月新着

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著者プロフィール

東北大学名誉教授

「2022年 『現代ヨーロッパ経済〔第6版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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