実践 自分で調べる技術 (岩波新書 新赤版 1853)

著者 : 宮内泰介 上田昌文

• 岩波書店 (2020年10月21日発売)

感想・レビュー・書評

[のっぴさんの感想 · 2020年11月13日]

私たちの社会が抱えている問題を解決するための調査について解説された図書。特に調査をする人と問題を解決する人が同じとなる市民による調査の際に役立てるよう書かれている。雑誌や図書の検索方法、フィールドワーク、聞き取り調査、統計や情報の整理のしかたなどが紹介されている。eStatの仕組みを少し知れてよかった。

[ikuodanakaさんの感想 · 2020年11月12日]

「調べる」の先にある、「まとめる」そして「アウトプットする」というところまで包括的にまとめられた良書。
図書館の使い方や論文の探し方、フィールドワークの勘所に集めた資料の整理方法まで。こういった技能は重要である割に、まとまって教わるという機会があまりない。なんともありがたい一冊。

[fudaidsecさんの感想 · 2020年11月12日]

002.7||Mi

[星薬科大学図書館さんの感想 · 2020年10月30日]

▼配架場所・貸出状況
http://opac.hoshi.ac.jp/opac/opac_details/?lang=0&amode=11&bibid=2000069650&srvce=1

著者プロフィール

1961年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士（社会学）。北海道大学大学院文学研究院教授。
著書：『歩く、見る、聞く　人びとの自然再生』（岩波書店、2017年）
　　　『かつお節と日本人』（共著、岩波書店、2013年）
　　　『なぜ環境保全はうまくいかないのか』（編著、新泉社、2013年）
　　　『開発と生活戦略の民族誌』（新曜社、2011年）

「2023年 『小さな民からの発想』 で使われていた紹介文から引用しています。」