東京が燃えた日: 戦争と中学生 (岩波ジュニア新書 5)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005000050

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  • 小学生の時の夏休みの課題図書で読んだ。知っていなければいけないことなのに、知らないことが多すぎる。

  • 1945年3月10日の東京大空襲。
    死者8万人、被害者100万人。

    人間は、間違いを犯す生き物だ。
    一人一人が「おかしい」と感じても、一人ではどうすることもできない社会的な運動が巻き起こることがある。
    「システム」に支配されてしまうことがある。


    これを読む前に映画『レ・ミゼラブル』を観て、また別の本で中国の文化大革命について読んで、政治と人間の生命との関係について考えてしまった。
    悲劇が起きないように、今も必死に社会を支えている人がいる。
    自分も、すぐ隣に「間違ってしまった」世界があり得ることに自覚的でありたいと思った。

  • 2008.03.31読了

  • 2005年4月15日

著者プロフィール

1932年東京都生まれ。12歳で東京大空襲を体験。ルポルタージュ作品『東京大空襲』(岩波新書/日本ジャーナリスト会議奨励賞)がベストセラーになる。1970年「東京空襲を記録する会」を結成し、『東京大空襲・戦災誌』(菊池寛賞受賞)を編纂。2002年江東区に「東京大空襲・戦災資料センター」を開館。 東京空襲の語り部として、未来を担う世代に平和を訴え続けている。

「2021年 『紙芝居 三月十日のやくそく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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