青春俳句をよむ (岩波ジュニア新書)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005004478

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  • [ 内容 ]
    友情、恋、学校、試験、スポーツ、卒業―青春のさまざまなシーンでの心の動きが、たった十七音でみごとに表現される俳句。
    近代の作家から現代の高校生の作品まで、たっぷり鑑賞して俳句の世界の深さを楽しもう。

    [ 目次 ]
    1 青春1
    2 友情
    3 恋愛
    4 家族
    5 教室
    6 教師
    7 勉学
    8 読書
    9 試験
    10 行事
    11 卒業
    12 青春2

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 本書より要点まとめ☆
    ~明治時代の友情~
     行く我にとどまる汝に秋ふたつ ≪正岡子規≫
    子規と漱石は親友だった。子規は漱石のことを畏友(いゆう・尊敬する友)と呼んでいる。

    ~読書の楽しさに取りつかれた正岡子規~
    寒き日を書(ふみ)もてはひる厠(かわや)かな
     厠とはトイレのこと。

    ~ついつい春をのんびり過ごしてしまい
    気づいた時には夕暮れで一日を無為に過ごしてしまった~
     書を読まぬ一日は淋し春のくれ ≪佐藤紅緑≫子規の愛弟子

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著者プロフィール

1943年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。静岡大学人文学部教授、神奈川大学経営学部教授を経て、神奈川大学名誉教授。専門は、近世・近代俳論史。「鬼ヶ城」の俳号で実作も行い、俳句グループ「阿」の会の代表を務める。産経新聞「テーマ川柳」選者。

「2019年 『日本人なら知っておきたい美しい四季の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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