ハンドブック 原発事故と放射能 (岩波ジュニア新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005007271

感想・レビュー・書評

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  •  福島原発事故を起因としたニュースが今でも立て続けに報道される。今でも事故は終わっておらず、むしろその状況は事故後よりもさらにひどくなっていることを日に日に感じている。
     事故から3年以上経ち、改めて原発についての認識を整理するためにこの本を手に取った。一つ一つの事柄を丁寧に説明してくださる著者の文体からは読者への限りない良心と事故への怒りを感じ大変好感が持て勉強になった。原子炉の仕組みから放射能の基礎知識、原子力の歴史、被曝とは何か、そしてエネルギー効率について、それらがたどってきた歴史をまぜなが丁寧に説明されていた。
     特に第二章と第三章が勉強になった。
     

  • 基礎の基礎を勉強したくて、まずはジュニア新書を読んでみた。さすがに入りやすく、わかりやすい。
    でもまだまだ知りたいこと、知るべきことが多い。多くの角度から勉強してみたい。

著者プロフィール

1937年新潟県生まれ。原子力資料情報室共同代表。東京大学大学院数物系研究科博士課程修了。工学博士。物性物理学専攻。主な著書に、『原発事故と放射能』(岩波ジュニア新書)、『なして、原発?!』(共著、現代書館)、『エントロピ―と地球環境』(七つ森書館)。

「2016年 『べ平連と市民運動の現在』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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