- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005007721
感想・レビュー・書評
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平安時代という古文の授業でしか目にしなかった文学の世界を、とても楽しく分かりやすい言葉で描かれていて、古文を楽しく読むきっかけになりそう。古文に出てくる家具、衣装、地位などの一つ一つの言葉にこんな意図が隠されていたと知っていたら、きっともっと楽しく古文が読めるだろう。中高生に薦めたい一冊。
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中学生くらいのの女の子向けの本ですが、
読んでみると平安時代がすごく身近に感じます! -
圧倒的読みやすさ
平安女子の生活について、現代の生活と結びつけながら今風の言葉でテンポよく話が進められていくので楽しみながら平安の女性の生活について知ることができる。 -
現代女子と同じように、恋に悩み、おしゃれを楽しみ、将来を考えていた平安時代の女子たちの生活がわかる本。
(カウンター担当/アメリ) -
(平安女流文学に描かれた)というカッコ書きがついていればいい本だと思う。残念ながらこの内容を「平安女子」で代表させるのはいかがかと思う。平安時代のごく一部の時期の上流階級(たとえ受領層であっても全体の中では上流)の女子たちの世界を描いたものだから。平安文学を読む参考になっても平安時代史を考えるにはちょっと足りない部分が多いのではないか。つまり中高生対象の、著者の専門とする平安時代の文学入門書といったところかな。
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平安時代に興味があるため選びました。
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2020/05/31
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古文常識を理解する入門書に良さそう。中学生向けか?若者の言葉遣いにしようとしていて若干チャラい感じがしないでもないけど、わかりやすいし、平安女子が今の女子と同じように、家族の幸せを祈ったり、キャリア進出を煙たがる男たちに憤慨したりしている姿に共感できた。よい妻の条件が、夫の良き相談相手であること、というのが意外だった。和歌がうまい人は頭も良いんだろう。
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楽しく読めました。平安時代の人達を身近な人に感じられた。
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古文を読む上で必要となる、平安時代の常識が楽しみながら学べる一冊。
最初に貴族の邸宅である寝殿造のバーチャルツアーがあるほか、中高生にとって読みやすい工夫が随所にあっておもしろい。 -
千年前でも女子は女子。短歌はメール、日記はブログと考えたら・・・。ファッションとメイクが命、妄想が暴走したりダメンズにひっかかったり色々大変だったのだ。キャリアウーマンと専業主婦、どっちも魅力的だけど、最高なのは玉の輿!高貴なイケメンを振り向かせるメールテクは要チェック。