- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005008599
感想・レビュー・書評
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マンボウ、決して弱くないことが分かりました!
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想像してたよりもきちんと濃い内容。今まですぐ死ぬイメージのおもしろコンテンツとして見ていたマンボウを、この世に生きる生物として見られるようになりました。
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魚を半分にしたような見た目が謎でした
こんな魚っているのー?どうやって泳ぐのー?
子どもの頃に図鑑で見て不思議に思ってました(^_^;)
マンボウ愛にあふれた内容をニコニコしながら読んでしまう
分類学とかちょっとめんどくさいかも
じゃんじゃん調査して発表しちゃえー!って感じするけど
やっぱサイズ的にたいへなんですね
都市伝説がいろいろあって笑っちゃうマンボウ
少し理解が出来て楽しく読みました
フグとの関連とか骨格とか知らなかったなぁ -
「上を向いてねむるのか」の前著。マンボウ自由研究(笑) 食べられるとは知らんかった。フグ目なのに大丈夫か? 一章の解剖学は気持ち悪い
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人気者なのに謎が多すぎる魚・マンボウ。若き研究者がマンボウの真の姿に迫る。
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マンボウがすぐ死ぬってのは都市伝説だったんだなあ。てっきり本当かと思ってた。
あと3億個のたまごを生むってのも違ったんだね。いやびっくりびっくり。 -
軽やかにスタートしたものの、Ⅰは魚の体の一部のアップ写真が多くちょっと退屈。(縦縞横縞の説明のところでストライプのシャツきた著者?が魚と並んでいるところは面白い。)
私が生き物として魚が特に好きではないということもあるかもしれないが、性別を変えるクマノミとかと比べても、マンボウって特に驚くほど意外なところがない感じ。見た目が一番変わってる。フグの仲間と言われると、そりゃそうだよね、顔が似てるもの、と思う。シロアリがゴキブリの仲間というほどの意外性はない。
しかし最後まで読んだら、歴史や名前の由来から北杜夫、初音ミク、美味しい調理法までとにかくマンボウに関する、あらゆることを調べてあり、なかなか面白かった。特に都市伝説の検証は。
著者がどのように研究しているか(上手くいかなくてメンタルに影響したり)、ポスドクの辛さなども書いてあり、『バッタを倒しにアフリカへ』の影響なのか、ポスドク青春記+研究紹介みたいな感じ。
『バッタ』ほど破天荒さはないが、研究については『バッタ』より詳しく書いてある。
マンボウに助けられた少年の話で、マンボウは寝てただけ、っていうのには笑った。
偉い人が本を書くのではなく、研究職を求める若い研究者が分かりやすく面白く書く時代が来てる気がする。偉い先生たちは忙しいから、ちょうどいいのかもしれないが、偉い先生たちも面白い一般書を書いてほしい。