増補 「戦争経験」の戦後史――語られた体験/証言/記憶 (岩波現代文庫 学術 423)

著者 :
  • 岩波書店
4.20
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006004231

作品紹介・あらすじ

戦争とどう向き合い、受けとめるか──戦後、人々は直接的な体験の有無にかかわらず、戦争との距離をはかることによって自らのアイデンティティを確認し、主体を形成してきた。敗戦からの時間的経過や社会状況に応じて変容してゆく戦争についての語りの変遷をたどりながら、戦後日本社会の特質に迫る。解説・平野啓一郎。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小説や映画について多く言及しているので、メディア論あるいはメディア史としても利用できるであろう。それはメディア考古学に通じるし、さらに日本でのメディア考古学に資料にもなる。
     学生がこの本を読むことで、日本が行った戦争がどのようなものであったか、についてよくわかるであろう。

  • 東2法経図・6F開架:B1/8-1/423/K

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

日本女子大学名誉教授
『近現代日本史との対話』(2 冊、集英社新書、2019 年)、『歴史論集』(3 冊、岩波現代
文庫、2021 年)など。

「2021年 『対抗文化史 冷戦期日本の表現と運動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

成田龍一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×