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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006032715
作品紹介・あらすじ
「日本国憲法は占領下にアメリカに押し付けられたもので、時代にそぐわないから改正すべき」「国際平和のために第九条を改正して参戦できるようにすべき」-改憲論のうねりが高まる今、憲法を読み直すことは、国家と個人の関係を問い直す絶好の機会でもある。同年生まれで敗戦の少国民体験を共有する作家・戯曲家と憲法学者が熱く語り合う。
感想・レビュー・書評
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「あえて刺戟的な言いまわしを使えば、犬死にだったということをごまかさないで見据えないと戦後はそもそも出発しなかったはずなのではないか。」
高橋哲也の共通するところだけれど、戦死者を日本の発展の礎であるとか、そういう言い方をもって顕彰することへの気持ち悪さ、ごまかしへの自覚、というのが透徹していて、納得感があるけれども、おそらくここは生理的に許せない、という子も当然多いであろうところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
90年代の社会情勢が垣間見える。
2014年・・・、色々なことがありましたが、こと憲法に関しては、あまり変わらないか、解釈がどんどん拡張されていったことくらいでしょうか。
拡張されたからといっても、ただちにきな臭い世の中になってきたという空気も感じられない。
危機をあおるインテリゲンチャは多いのですが・・・・。
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