元気がでる介護術 (岩波アクティブ新書 10)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784007000102

作品紹介・あらすじ

老人介護は創造力と想像力を駆使する面白い仕事だ。老いには人を癒す力がある。老化に逆らうのがリハビリではない。生活習慣や性格を変えようとするな。家族にできること、家族にはできないこと。良い介護の見分け方。老人が最後に求める関係とは。

感想・レビュー・書評

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  •  介護に関して,生活という視点からわかりやすく書かれた本です。
     三好春樹さんには一度もお目にかかったことはないのですが,その考えについては,私自身も同じようなことを考えたことがあります。環境と切り離してしまい「個」として人間をとらえるのではなく,環境の中で環境と常に関係を持ちながら生きている「生活者」としての人間という考え方です。
     この考え方は,ソーシャルワークの考え方そのものなのですが,なかなか普及していません。
    三好春樹さんは福祉だけでなく,理学療法(医学)を学んでおられるので,介護を複眼的な視点で見ておられるのだと思います。そして,福祉と理学療法(医学)を比べることで,より明確に生活者としての視点がわかるのだろうと思います。

  • とにかく10年がんばろう!そしたら25年携わろう!

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著者プロフィール

1950年、広島県生まれ。特別養護老人ホームに生活指導員として勤務後、31歳で理学療法士の資格を取得。35歳で独立し「生活とリハビリ研究所」を設立。近年は、生活リハビリ講座を全国各地で主催する傍ら、年間100回以上の講演活動を行っている。一般社団法人「考える杖」代表理事。

「2023年 『関係障害論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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