シャガールの馬 (旺文社文庫 295-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784010616420

感想・レビュー・書評

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  • 本書の中の「海の中道」を、ラン友に勧められて読んでみた。不思議な既視感(既読感)のある短編でした。小説らしい小説、ちょっと懐かしい肌触りが既視感を生んでる気もするけど、途中、”絶対、ここ読んだことある!”と思える箇所があり、虫明氏の著作は初めてなのに、とても不思議な読後感。
    運動選手の精神と肉体に関する表現に独特の美しさがあり、惹かれるものがある。文章を愉しむことのできる作家さんです。

  • 「シャガール〜」を始めとする虫明亜呂無のスポーツに関する短編小説の数本を、滝田さんがラジオドラマの形で二宮さよ子さんと2人で演じました。面白い企画で印象に残っています。

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著者プロフィール

虫明亜呂無(むしあけ・あろむ):1923年、東京生まれ。作家、評論家。早稲田大学文学部仏文科卒。小説、文芸批評、映画評論、スポーツ評論、競馬エッセイ、恋愛論、映画脚本など多彩な分野で旺盛な執筆活動を行う。91年に逝去。著書に『スポーツへの誘惑』(珊瑚書房)、『シャガールの馬』(講談社)、『ロマンチック街道』(話の特集)。玉木正之編『虫明亜呂無の本』全三巻(筑摩書房)など。没後に編まれた『女の足指と電話機──回想の女優たち』『仮面の女と愛の輪廻』(清流出版)によって、透徹な美意識を持つ名エッセイストとして再評価が進んでいる。

「2023年 『むしろ幻想が明快なのである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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