新装【ワイド版】 街道をゆく (7) 甲賀と伊賀のみち、砂鉄のみち ほか

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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022501073

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  • 甲賀と伊賀、大和に淡路島、中国山地の第7巻。
    司馬さんはお城が好きで、「あまり好きなせいか、どの城址に行ってもむしろ自分はこんなものはきらいだといったような顔を心の中でしてしまうほどに好きである。」ツンデレ!?

    瀬戸内海で漁師の世界を、中国山地で製鉄の世界をのぞいていきます。中国山地で製鉄といえば、もののけ姫(見たことはないけど)。調べるとこの本に出てくる菅谷タタラがモデルになってるそうですね。

    古代の朝鮮と古代の製鉄が関係があるということで、司馬さんの友人で在日朝鮮人の人々も同行することになります。彼らの故郷に寄せる思いが切ないです…。

  • シリーズものを連続で読んでいるのですが
    今回は甲賀と伊賀のみち・大和、壺阪みち・
    明石海峡と淡路みち・砂鉄のみち
    淡路島や、中国山脈の出雲・吉備あたりが趣があって
    良かったと思いました。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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