- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022502612
感想・レビュー・書評
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上流階級や著名人の家庭でカリスマ・ナニーとして12年働いたジーナ・フォードさんの育児本です。
赤ちゃんが欲しがったときに授乳や睡眠をさせる「ディマンド・フィード」ではなく、生まれたときから生活スケジュールを使って育てることで、赤ちゃんがきちんとまとまって眠るようになるのだそうです。
私はもう子育てが終わってしまったけれども、当時この本があったらなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
軍隊式と批判されがちなジーナ式を実践。わずか生後一ヶ月半で、夜11時から朝7時までぐっすり眠るようになるわ、起きてるときは何故泣いているか検討がつくのでヒステリックにならないわで大助かりです。どこの誰より子どもを見てきた人の技術に耳を傾ける価値はあると思います。
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初めての子育てで夜泣きがないという方がこの本を読んだとお勧めしていた本で第一子妊娠中に読んだ。
様々なことが細かく設定されており、辞書のような本。
この他に子育て本は「フランスの子どもは夜泣きをしない-パリ初「子育て」の秘密-」を読みました。
二冊とも赤ちゃんが泣いたら母乳・ミルクを与えるのではなく、食事の時間のスケジュールで進めていくスタイルで内容が少し似ている気がする。
産まれたら実践してみようと思う。
2020/6/14 読了日 -
極度に睡眠不足が苦手な私は、一人目妊娠中から出産後の夜中の授乳生活を心配して育児本を読みあさり、上記の本にたどりつきました。
この本を読んでいたからか、息子は完全母乳にも関わらず、2ヶ月目から19:00〜6:00睡眠リズム(私のおっぱいの都合で3:00に寝たまま授乳)を樹立、私は毎日19:00に育児が終わる安心感と、5〜6時間まとめて寝られる環境を確保できました。
今二人目育児でも実践中。うまくいくとは限らないけれど。
かなり細かくスケジュールが書かれていますが、いい加減に読み飛ばし、
●赤ちゃんが必要な授乳量をすべて昼間に飲ませることで、夜はぐっすり寝てもらい、ママも体を休めて母乳の出を良くする
●生まれた直後から、昼と夜、授乳、睡眠、遊びの時間を区別して赤ちゃんに教えていく
●生まれたばかりの赤ちゃんが連続して疲れずに機嫌よく起きていられるのは二時間が限度
といった原則を理解するだけでも、接し方が変わります。
1回でも夜の授乳間隔が4〜5時間あくと、私の疲労回復度が変わる気が。。 -
スケジュールを守るのは大変なんだけど、参考にして、いろいろとやってみたいと思います。
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赤ちゃんの生活リズムをコントロールすることで、日々の睡眠や授乳の負担を減らすことが出来るということは、非常に、ためになると思われた。最初は、大ざっぱでも良いからタスクを分割し、ある程度の規則的な習慣をつけるということが、続けるためには、重要だと考えられる。
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先輩ママがジーナ式を信奉しているので出産を前に読んでみた。
子育てを始めるにあたって、自分なりに心がけているのは「どの子どもも様子が違うのだから、ベビー用品の揃え方から受験戦争まで『かくあるべし』という考え方はやめて、子どものリズムに合わせてのんびり一緒に成長していこう」というもの。
その点、授乳スケジュールがガチガチに決められているジーナ式は自ら無用にハードルを上げてストレス要因を作るものなのではと警戒していた。
ただ、読んでみると(スケジュールはガチガチだけど)本質的には赤ちゃんの空腹と睡眠不足を回避するためにいかに親がプロアクティブに取り組むことができるかという話のように感じた。むしろ母乳育児の方法論という意味では他の育児書よりも具体的で良い指南書のように思った。他の育児書でも夜の寝かしつけ前はルーチン化した行為や環境を整えるべしということは書かれているし、ジーナ式と着想は変わらないように思った。ジーナ本人も細かなところは子どもに合わせて調整すれば良いと繰り返し言っている。
訳者の高木さんも書いているように、多少この方法論から逸脱してしまうことがあったとしても良いくらいの気持ちでいれば、乳児の育て方の1つの実践的目安としてジーナ式を頭の片隅に置いておくのはアリなのではと思い始めた。挫折しても、それはそれで構わないくらいの気持ちで。 -
赤ちゃん主導の授乳や入眠でなく、親によるスケジュール管理を徹底指導している本です。
ミルクを飲まない、不機嫌なことが多いなどの赤ちゃんに対してはより効果的な本です。親がハッピーなら必然的に子供もハッピーになれるという考えが良いところだと思います。
スケジュール管理についての内容はなんとなく頭にいれましたが、第7章のよくあるトラブルの方が参考になったかもしれません。
良い本ですが、各章毎の構成や文章の構成がとても読みづらかったのでそこをもっと読みやすくすればより良い本になると思います。(改訂版はもう読みやすくなってるのかな?) -
とても詳しく書かれている辞書みたいな本。