子どもの地頭とやる気が育つおもしろい方法

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022515346

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった

  • 小学生くらいの子どもがいるタイミングで特に役に立ちそう。
    うちの家庭ではまだ早いが、なんでもやってあげたり結果にばかり言及するのではなく
    子どもが自分でプロセスを工夫することを促し、根気強く観察して接したいと思った。

    あと子どもに家事をさせることの是非に悩んでいたのだけど(自分は何もやってこなかった。勉強等に集中できたのはありがたい反面、生活力がつかないのは心配)
    家庭内で役割を持たせ、しっかりと感謝することは子どもにとってもプラスだという考え方に背中を押してもらえた気がする。

    子どもだけでなく部下に対しての接し方でも参考になりそうだと思いながら読んでいたが、そもそもこの本の前にマネジメントの本を先に書かれているらしい。
    そちらも読みたい。

  • 子が中学生くらいになって思い悩むことがあった時に読むのに良い内容だったと思う。
    うちのチビたちはまだ小さいので、10年後くらいにこの内容を思い出したながら実践できる部分は取り入れていきたい。

  • 人間の可能性をめちゃくちゃ信頼している本でした。

    これは賢くならざるを得ない。

  • 色々書いてあるが、総じて子供ファーストで親は見守るということ。何でもかんでも子供に決めさせるということで、親が子供の意見を尊重してるということとは違う。待つ子育てが大事。

  • 子どもの目線に立って、先回りしすぎない、子どもに訊いてみる、五感を働かせてやらせてみる大切さが書いてある。
    子どもは親の背中見て育つよなあというのを分かりやすく、かつ大人を責める文章ではなくユーモラスたっぷりに書いてくれている。
    篠原さんの本は他のも読みたくなりました!

  • 個人的に一年前からこうなるよ、と予告するっていうのは面白いなと思った。
    反面、一年後にどうなりたいかを(どうなってほしい、どういう習慣をつけてほしいか)整理しておく必要性を感じた。

    ひたすら待つ、自発的な行動や思考を促すというのはなかなか実践するのは難しいけれど意識してみたい。

  • 図書館で借り。
    この方のTwitter読んでるので著作に興味を持った次第。
    裏表紙の文言、
    ・「早くしなさい!」「こうしなさい」はのみ込んで。
    ・“待つ"子育てが、自分の頭で考える子への近道です。
    でしょっぱなからいきなり、「ああーその通りです!できてません!」と思うなど。

    ・p177-179 考えずに「わかんない」で逃げようとする子どもには、質問をして子どもの答えを面白がってみましょう。「トンチンカンでもかまわないから、気づいたことを何でも口にしてみて」質問をし、相手の話をおもしろがる。こうした方法を「産婆術」といいます。哲学者ソクラテスが編み出した方法です。

  • 図書館にて。
    新聞か何かで紹介されていて興味がわき借りた本だと思う。
    子どもの頭を良くする方法というよりは、子どもが自発的に動けるよう、有効な親からの声掛けについて書かれた本だと思う。
    しかし、親側にも都合があり、気持ちもあり…
    こういう風にできたらいいよな、と思ったり、こういう風に言えばいいんだと思ったり、毎回できないにしても参考になった。


  • 塾を主宰したり、子育て相談をしたりする中で筆者が得た“こうすると子どもは伸びるのではないか”という方法を、惜しげもなく書いてくれています。

    私は普段から子どもと多く関わる職業に就いていますが、「なるほど」と深く納得させられました。


    この本には、押し付けがましいことや、全ての子に画一的に当てはめられるようなことは書いてありません。
    いわゆるハウツー本ではなく、どちらかというと、親側の「心構え」に近い内容です。


    子ども自身が考え、動き、成長していくために、大人側がどう土台を整えてあげるのか。
    そのような関わり方のヒントがたくさん載っていました。
    とても素敵な本でした。
    手元に置いて何度も再読したいと思います。

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著者プロフィール

◎篠原 信(しのはら・まこと)1995年京都大学卒業。京都大学博士(農学)。農業研究者。有機質肥料活用型養液栽培および土壌創製技術を開発。「2012年度農林水産研究成果10大トピックス」を受賞。研究の傍ら、食料問題を調査、レポート「日本は何人養える?」をまとめた(2003、二次元コード)。本書はそれを基に執筆。著書に『自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書』(文響社)、『子どもの地頭とやる気が育つおもしろい方法』(朝日新聞出版)、『ひらめかない人のためのイノベーションの技法』(実務教育出版)、『思考の枠を超える  自分の「思い込み」の外にある「アイデア」を見つける方法』(日本実業出版社)。

「2022年 『そのとき、日本は何人養える?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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