卑弥呼とよばれた少女

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022516817

作品紹介・あらすじ

王家の血を継ぐ15歳の少女、翡翠命は卑弥呼となることを決意する。「唯一を望む者(御真木)」と「唯一を望まねばならぬ者(翡翠命)」、そして「唯一である者(曹叡)」の欲望と信念が交差し、新たな時代の幕開けを描く。

感想・レビュー・書評

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  • 歴史的な名称がたくさん出てくるが、基本的にはオールフィクションとして読むべきと思う。舞台設定や話の展開はそれなりに面白いのだけれど、特に前半、ところどころ文や語の不足が感じられて、読みづらい(急に話の対象や時間が変わっているときがある)。

  • 裏切り者の真意、同行者の敵対と和解。残忍な王。ヒミコと日蝕の関係。手垢がついた感じでときめかない。これでまだ続くとは。

    歴史小説でなくファンタジーとしてよむべきなのだろう。
    主人公の格付けをするために、やたら大の男たちを無様に描いたり、あの娘スゴい!の回想ばかりでつまらない。難しい漢語を多用しているがそぐわない感じがする。改行が多く描写が浅い。地名か人名かわかりづらい。この時代に騎馬戦があったのか?
    三国志のゲームのような展開に見える。

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著者プロフィール

1991年熊本県生まれ。立命館大学法学部卒業。2018年『火神子』で史上最年少にて第10回朝日時代小説大賞を受賞。2019年同作でデビュー。壮大な物語を紡ぐ新鋭。ほかの作品に『漆黒の狼と白亜の姫騎士 英雄讃歌1』『卑弥呼とよばれた少女』『隷王戦記1: フルースィーヤの血盟』。

「2021年 『王都の死神と光を秘めた少女 イスカンダル王国物語2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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