- Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022517173
作品紹介・あらすじ
発売1週間で78万部突破し、世界中で話題の、前大統領補佐官による暴露本。注目すべきは、各国要人との詳細なやり取りで、日本に対する言及も150か所以上に及ぶ。安部首相や谷内正太郎氏との生々しい会話も頻繁に登場し、日米外交の裏側が詳細に語られる。
感想・レビュー・書評
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池上彰は大丈夫か?
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文量が多すぎてしんどかった。かなり読み飛ばしました。
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トランプ政権の裏側が見えて興味深かった。ボルトンが言っていたが、トランプはあんな人だけど、選挙で選ばれた人だからやはり権力があるんだな。そこは尊重しているところは素晴らしいと思った。でもトランプに仕えるってストレス溜まるんだな。大変な仕事だよ。でも読んでいると破茶滅茶なトランプだけど、オバマより良いところもあると言うか、オバマや民主党の大統領も評価出来ないところもあるんだなと理解出来た。特にどう戦争を抑制していくか、それはアメリカの国益を守るという観点からなんだけど、抑止力としての攻撃とか、外交の世界ではやる事やらないと後でツケが回ってくると言うのはその通りだと思う。強国の論理だけど。しかしイランに攻撃を加えるかどうかの議論で思ったけど、よし攻撃を加えようと決断するとそれに伴い人の命が失われる。そんな決断をしなければいけない仕事って自分では決して務まらないと思った。ボルトンお疲れ様でした。
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対北朝鮮交渉やそれに関連する日韓両政権への見方は、既に報じられたとおり。全15章中、北に2章、中国に1章割いてはいる。ただ北や中国は、米国にとっては重要ではあるが複数の課題の1つでしかない、というのが本書全般からの印象だ。イランにはグローバルホークを撃墜されており、アフガニスタンには米軍が駐留しているのだ。安倍総理のイラン訪問に際し、北には厳しいがイランには融和的として日本の姿勢を著者は批判的に見ている。
著者は確かに、トランプ大統領の突然のツイートや二転三転する言動に振り回される。NATO脱退発言や対ベネズエラ軍事行動の検討は著者が抑える。しかし、著者はトランプ政権の単なる観察者ではなく、明確な志向性を持った当事者でもある。マティスら「大人たちの枢軸」がトランプの思考を真っ向拒否して対立を深めたこと、大きな政策転換を拒む官僚たち、政策エリートを指すだろう「高尚な人々」には著者は否定的だ。イラン核合意離脱とINF条約破棄は著者自身の思想でもあり、またZTEと華為を巡る対中姿勢やタリバンとの対話に関しては、トランプの弱腰に批判的でもある。 -
東2法経図・6F開架:312.53A/B63j//K