- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022518231
感想・レビュー・書評
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読みやすいけれど、文体や描写がわざとらしく気になる‥
ゾンビものが面白かった。性描写はほとんどないがグロい
子供に読ませたい短編あまりなかった‥全体的には△ -
2022.7.15読了。
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乙一さんの、いろいろなペンネームによる、一人アンソロジー、11編の中短編集。各話の冒頭に短い解説が書かれ、それが本名名義になっているという作りも楽しい。ペンネームそれぞれの作風(?)により、ホラー、SF、ファンタジー、ハートウォーミングな物語など、バラエティに富んでいて、乙一さんの小説ジャンルの、守備範囲の広さを感じさせる。中でも、一番長い約100ページの中編、女子高生とその耳の後ろにできた人面瘡の女の子(?)がペア(?)を組んで、事件の謎解きをする「二つの顔と表面」は、是非続編を読みたいと思わせる作品。
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複数作家のアンソロジー、と思わせておいて、じつはすべて別名義なだけで同一作家が書いた短編集だ。
まるで他人事のように各編の扉後ろにつけられている解説すら、別名義の同一人物が書いている、というのだから、凝っているというか、ひねくれているというか、面白い。
どの短編も、少しレアな媒体(地方のミニコミ誌など)に発表されたものが多く、未読の作品がほとんどで、著者らしさ、のようなものは通底していたとしてもその魅力は多彩で、どれも面白く読んだ。
グロテスクなゾンビモノもあるけれど、全体的にどこかすっとぼけたおかしみがある。(人面瘡が登場する、一種ホラーな話でも) -
※最初に読んだのが中田永一名義の作品だったので、全てカテゴリ統一しております
本当にびっくりだよね、全員違う人にしか思えない笑。1人アンソロジーというか、、
何個か読んだことあった作品もちらほらある中で、何度読んでも泣いてしまうのが最初の、乙一名義の児童書向けに書いたっていう「五分間の永遠」。泣いちゃうよぉ。一貫して言えるのが優しいというよりも、あたたかいというか。中田永一名義の「パン、買ってこい」もいじめられっ子の話なんだけど、悲観的じゃないんだよね。強さがあって、捻くれてもあって、元気が出てくる。
全部面白かったんですが、読んだことがなかったゾンビ小説「カー・オブ・ザ・デッド」、これも過去にいじめられてた子がいじめっ子に会う話なんだけどゾンビラブコメで面白かった。
現夢コレクションまた読みたい‼︎メアリースーを殺して読んだ気がしたけどログに残ってないな…もう一回読んでみよっと -
「地球に磔にされた男」が好き。
ホラーが苦手なので「カー・オブ・ザ・デッド」は流し読み。