- Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022539281
感想・レビュー・書評
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#3255ー4ー78
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長州、の文字が見えて、思わず手を伸ばしました。滋賀、大和、甲州街道も拝読できて満足の一冊です。
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『街道を行く(全43巻)』
現在はいろいろな過去たちの重層的な統合体です。またその中には、これから大きく成長する萌芽、つまり「すでに起こった未来」(ピーター・F・ドラッカー)さえ含まれています。皆さんが、現時点のなかにそのような歴史と未来を読みとることはとても大切です。存在するものは全て、「経路依存性」(path of dependency)の中にあるからです。
司馬遼太郎は、1971年から1996年の四半世紀に亙り、日本の北海道から沖縄、さらに中国、シルクロード、ヨーロッパ、ニューヨーク、台湾を旅して各地の現在と歴史をレポートし続けました。『週刊朝日』に連載されたこれらの記事は、全43巻の書物になって刊行されています。また旅の全てが映像化されTV放送されています。
これらは今でも決して生命力を失っていません。司馬遼太郎の目が捉えた我々の周囲の世界は、いまや我々の貴重な遺産であると思うのです。学生時代に各地を旅する時、『街道を行く』のどれかをまず紐解いてみることを強くお勧めします。
[塩見図書館長] -
今年はこれから読み始める
その地域の歴史が書いてあり勉強になりました。ただし、言葉が難しいです