- Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022570321
作品紹介・あらすじ
父と姉とが戦い混迷が続くプトレマイオス朝。美しく聡明な女王は運命の男シーザーと出会う。
感想・レビュー・書評
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安定の宮尾さんの著書!
読みやすい、飽きない!!
海外の歴史上の人物を扱う本を書かれていたことは、今回初めて知りました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かつてのエジプトの女王ハトシェプスト
自らを太陽神ラーの息子と称し、
ファラオの兜をかぶり、
つけひげをつけ、
腰布をまとい、
男装して生きる偉大な女王
そのハトシェプストに憧れていたクレオパトラ。
過去に女性の統治者は殆どいないエジプトで
彼女は男のように生きるのではなく、
女性であることを隠さず、
むしろ武器として使う生き方を選ぶ
男性が普通とされる立場に女性が就くとき、
その女性の振る舞いは様々だ
二千年前から現代に至るまで、
女性の生き方は非常に興味深い
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クレオパトラの生涯は大体知っていましたが、
この本の中では知性と美貌を持つ、すばらしい女性でした。
愛する人と結婚をして子供たちと幸せに暮らしたいという、一人の女性でした。
シーザーと幸せにさせてあげたかった。
女王として生きるならば、もっとクールに世界を見て欲しかった。 -
上巻では、クレオパトラ、ただの世間知らずの初めての恋に狂っちゃったおバカさん、という印象しかもたなかったな。
こんな人にギリシャが動かせたんだろうか…。
なんの魅力もない。
結局歴史って実は性とは切り離せないものがあるんだなぁ。 -
日曜の朝刊で連載していたので、毎週楽しみにしてました。挿絵も美しかった・・・クレさんかっこいー!
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苦悩する若きクレオパトラにときめきます!壮大ロマン…