笑い姫

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022570437

感想・レビュー・書評

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  • まさかそんな展開になろうとは。
    信じるものが強すぎて、それ以外のものが一切目に入らず、さらにそれを周りも分かってるだろうと思い込む。
    分かってないけどついてきてくれる人もいるのに、それも思い込みの中では「当たり前のこと」か。
    何がそうさせたのか。
    それは受けた傷のせいなのか。
    しかしほんとにまさかの間宮林蔵。

  • 日本開国前の小笠原諸島近辺の話。
    間宮林蔵とか、シーボルト事件。

  • 予想外の展開で一気読み。史実とも照らし合わせてみたいなぁ

  • 絵草紙を読んでいるような、めくるめき展開。ああそこでそう繋がるのか、と楽しいような物悲しいような不思議な読後感。

  • 中学生の頃、図書館に置いてあったものを読みました。

    中々に暗い作品ですが、光はあります。
    弱冠、ブラックなネタもありますが、平気な人は楽しめるのではないでしょうか。

    これもたまに読み直したくなる作品です。

  • 戯作者と女軽業師の出逢いから復讐と恋が動き出す。江戸から長崎、果ては小笠原島を舞台に、軽妙に、時に切々と語られる劇中劇の戯作と合体し、迎える物語の結末。

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著者プロフィール

皆川博子(みながわ・ひろこ)
1930年旧朝鮮京城市生まれ。東京女子大学英文科中退。73年に「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞し、その後は、ミステリ、幻想小説、歴史小説、時代小説を主に創作を続ける。『壁 旅芝居殺人事件』で第38回日本推理作家協会賞を、『恋紅』で第95回直木賞を、『薔薇忌』で第3回柴田錬三郎賞を、『死の泉』で第32回吉川英治文学賞を、『開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―』で第12回本格ミステリ大賞を受賞。2013年にはその功績を認められ、第16回日本ミステリー文学大賞に輝き、2015年には文化功労者に選出されるなど、第一線で活躍し続けている。

「2023年 『天涯図書館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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