あれも嫌いこれも好き

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 28
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022575593

感想・レビュー・書評

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  • 後半、森茉莉と太宰治と深沢七郎と正岡子規の妹、正岡律と河合隼雄を取り上げていて、その言葉が腑に落ちることばかり。

  • ありゃ。
    佐野さんはてっきり猫好きかと思っていたのに。
    実は別に猫好きではないらしい。

    しかし、猫との関わりは深く、家にずっと猫がいるというから…不思議。

    佐野さんの作品には、猫が関わるものが多いように思うのですが…。

    実は、別に好きではないからこそ、客観的に猫を見ることができるのかもしれない。
    だからこそ、あのような作品が出来上がるのかもしれない。

  • 還暦をすぎてから書かれたものなので、老いや病についても触れています。佐野洋子は元気に弱気な発言ができる人で、読んでいると「よし、じゃあわたしも言うけど、あたしもあれニガテ、こんなのダイキライ、あのどうしようもなさがたまらなく好き」などと言いたくなってきます。きっと一緒にいたら気持ちよく愚痴が言えるだろうなぁ。
    いつも開けっ放しだという佐野洋子は、ずるくて恥ずかしい思い出話をすればするほど好感度が上がります。今も昔も1ミリも佐野洋子からズレがない。これは才能だと思います。

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著者プロフィール

さの・ようこ――1938年、中国・北京で生まれ、終戦後、日本に引き揚げました。1958年、武蔵野美術大学に入学。1967年、ベルリン造形大学でリトグラフを学びます。著書の絵本では、ロングセラーとなった『100万回生きたねこ』(講談社)や第8回講談社出版文化賞絵本賞を受賞した『わたしのぼうし』(ポプラ社)ほかがあります。童話にも、『わたしが妹だったとき』(偕成社)第1回新美南吉児童文学賞受賞作などがあり、そのほかに『ふつうがえらい』(新潮文庫)をはじめとするエッセイも執筆、『神も仏もありませぬ』(ちくま文庫)では第3回小林秀雄賞を受賞しました。2003年、紫綬褒章受章。2010年、永眠。享年72。

「2018年 『ヨーコさんの“言葉” じゃ、どうする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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