- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022578020
作品紹介・あらすじ
吉田くんとのデートで買ったチョコレートバーの味、熱帯雨林にすむ緑の猫への憧れ、年上の女の細くて冷たい指の感触…。17歳の気持ちを、あなたはまだおぼえていますか?10人の女子高校生がおりなす、残酷でせつない、とても可憐な6つの物語。
感想・レビュー・書評
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自分が高校生のころってこんなんだったんだろうか??やっぱり記憶からこぼれ落ちてる(というか、抜け落ちてる…)。
特に共感できる話では、なかったけれど、なんだか懐かしい感じがした。
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女子校に通う女の子達の話。
アタシも女子校やったけど、こんなんやったかなぁ?
よく覚えてないや、、、(笑)
でも、この年齢の女の子の危うさとか考え方とか凄くリアルな感じ。 -
母親と娘、愛情表現が乏しい
ハラハラする展開がなく物足りない -
教室のあの空気感が思い出され、懐かしくなった。
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女子高生の話。アンソロジー。
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ふわふわしてました。
幸せそうな部分は楽しく読んで、共感できる部分もありました。不思議というかリアルというか最後まですらすら読めました。この雰囲気が好きな人は好きなのかなという感じ。女子高に通ってた人や女性の方などは少し感じ方が変わってくるのかもしれません。 -
指 が1番好き
テイストオブパラダイスの柚も好きかな
結構前の作品だけど今っぽい。生活感が滲み出ててそれでいて必要以上に語らない、想像の余地がある江國香織さんの小説はけっこう好きだ。
全体的に静かな雰囲気が漂っていて、繊細な言葉遣いは読んでいて落ち着く。ひらがなが多用される文章、どこまでも実在して息をしていそうな登場人物たち。彼女たちはきっと今日もどこかにいる。