江國香織のおすすめランキング

プロフィール

江國 香織(えくに・かおり):1964年東京生まれ。1992年『きらきらひかる』で紫式部文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、07年『がらくた』で島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文学賞、12年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞など数々の文学賞を受賞。他の小説作品に『つめたいよるに』『神様のボート』『東京タワー』『抱擁、あるいはライスには塩を』『彼女たちの場合は』『去年の雪』『ひとりでカラカサさしてゆく』『シェニール織とか黄肉のメロンとか』『川のある街』など多数。『絵本を抱えて部屋のすみへ』『いくつもの週末』『雨はコーラをのめない』『旅ドロップ』などのエッセイ集や詩集・童話・翻訳など多彩なジャンルで活躍。 

「2024年 『読んでばっか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江國香織のおすすめランキングのアイテム一覧

江國香織のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『きらきらひかる (新潮文庫)』や『冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)』や『号泣する準備はできていた (新潮文庫)』など江國香織の全333作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

きらきらひかる (新潮文庫)

24569
3.78
江國香織 1994年5月30日 本で見る

感想・レビュー

時々無性に読みたくなる江國さん♡ 静かで、ちょっと気怠くて、なんとも言えない独特の雰囲気が好き♡ 同性愛者の夫と、精神疾患を持つ妻、そして夫の愛人の青年... もっと読む

冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

16208
3.58
江國香織 2001年9月21日 本で見る

感想・レビュー

ミラノで育ったあおい。アメリカ人の恋人、マーヴと一緒に住んで1年余り。優しくてお金に困らない彼。しかしあおいは日本で過ごした大学時代の恋人、順生が忘れなれ... もっと読む

号泣する準備はできていた (新潮文庫)

15568
3.09
江國香織 2006年6月28日 本で見る

感想・レビュー

長い人生を生きていると、色んな瞬間に出会います。嬉しい瞬間、悲しい瞬間、そして憤りを抑えられない瞬間と、一日の中でさえ、私たちの感情は大きく揺れ動いていき... もっと読む

神様のボート (新潮文庫)

15331
3.63
江國香織 2002年6月28日 本で見る

感想・レビュー

娘よ、君は現を選びし 賢者。 母の幻想の内に生きる ことを拒否した君は、 罪悪感に心は重く母を 思う情もやまず。 だが知れ、君の選択に 誤りなし。 ... もっと読む

つめたいよるに (新潮文庫)

15285
3.63
江國香織 1996年5月29日 本で見る

感想・レビュー

『つめたいよるに』には21編もの短編が収録されています。5分もあれば読めてしまうどの物語も、長い余韻を残しながら消えるように心のなかへと静かに沈んでいきま... もっと読む

落下する夕方 (角川文庫)

12889
3.54
江國香織 1999年7月5日 本で見る

感想・レビュー

初めて江國香織さんの小説を読んでみました。本当になんと表現したら良いか分からないし、内容ちゃんと理解出来てないかもしれないけど。でも読んでて、不思議と癒さ... もっと読む

すいかの匂い (新潮文庫)

10511
3.38
江國香織 2000年6月28日 本で見る

感想・レビュー

R3.9.19 読了。  主題のすいかの匂いは、夏の思い出にしては怖かった。特殊すぎる。  他の短編も個人的にはあんまり楽しめなくて残念だった。 もっと読む

東京タワー (新潮文庫)

9951
3.35
江國香織 2006年2月28日 本で見る

感想・レビュー

ドラマが始まり懐かしくなったので読み返してみた。 どことなく曖昧に終わり、その余韻がまた良いのだなと思える。 人は皆どこか孤独で、切なさがよぎるものなのだ... もっと読む

流しのしたの骨 (新潮文庫)

9116
3.66
江國香織 1999年9月29日 本で見る

感想・レビュー

あなたは何歳までサンタクロースがいると信じていたでしょうか? 目を覚ますと枕元にプレゼントが置かれていたあの日。サンタさんがくれたんだ、と信じてやまなか... もっと読む

泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)

8810
3.27
江國香織 2005年2月18日 本で見る

感想・レビュー

直前に登録した二冊も そうだけど、 この本も二十年程前に 一度読みました。 内容はほとんど忘れて しまったけど、 「泳ぐのに、」という このタイトル... もっと読む

ホリー・ガーデン (新潮文庫)

8566
3.52
江國香織 1998年3月2日 本で見る

感想・レビュー

私はこの小説に流れる時間が好き。 果歩と静枝、2人の生活。 ずっと果歩のようになりたいと思っていた。 果歩は大人の女の人に見えた。 でも気づいたらもう... もっと読む

ぬるい眠り (新潮文庫)

7670
3.38
江國香織 2007年2月28日 本で見る

感想・レビュー

江國さんの若い頃の作品集。短編9編。 地に足がついていない感じの女性達が主人公。 作品の中で、恋人にどこでもいいから褒めてと甘える女性に、「感覚的で自由な... もっと読む

薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 (集英社文庫)

7101
3.37
江國香織 2003年6月20日 本で見る

感想・レビュー

瑞々しい文章で気持ちよく読める作品です。様々な女性たちの話が1冊を通してつながっていて、楽しめます。この本を読むと、帰り道にお花屋さんに寄って帰ろうかなと... もっと読む

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

7072
3.63
江國香織 2007年6月12日 本で見る

感想・レビュー

この作品は途中まで読んでずっと積んでありました。 私は江國さんの詩と童話とエッセイは大好きなのですが、大人の恋愛小説がどうも苦手です。 でも、先日... もっと読む

すみれの花の砂糖づけ (新潮文庫)

6309
3.56
江國香織 2002年11月28日 本で見る

感想・レビュー

詩集の感想にかえて、なるべくこちらも詩で返すようにしているのだけれど、この詩集の世界観には、なんというか、どうしても入りこむ隙間がない。 たいていの... もっと読む

とるにたらないものもの (集英社文庫)

5719
3.65
江國香織 2006年5月19日 本で見る

感想・レビュー

文字どおり、とるにたらないものが並べられていて、他愛もないことが書かれているのに、読んでいるとなぜかほっとする。 普段の生活で見過ごしてしまいがちなこと... もっと読む

こうばしい日々 (新潮文庫)

5660
3.41
江國香織 1995年5月30日 本で見る

感想・レビュー

タイミングがとっても 大事。 人生の中でも特別大事 なものの一つだと思う ─ 怒りに任せて衝動的に 喧嘩を仕掛けた主人公。 折悪く一方的な悪者に さ... もっと読む

スイートリトルライズ (幻冬舎文庫)

5657
3.41
江國香織 2006年8月1日 本で見る

感想・レビュー

文が渡した、ともぐいするコオロギって、そういうことか、と読み終わってわかった。 近くにいると、ともぐいして、お互いを傷つけ合うってことだ。瑠璃子と聡は近く... もっと読む

いくつもの週末 (集英社文庫)

5559
3.64
江國香織 2001年5月18日 本で見る

感想・レビュー

公園の近くに越したくなるし雨も好きになる。 夜の空気や土と虫の匂い、1人の時間も2人の時間も有限のなかで感じることを大事にしたい。 我々も趣味嗜好が違っ... もっと読む

ぼくの小鳥ちゃん (新潮文庫)

5153
3.61
江國香織 2001年11月28日 本で見る

感想・レビュー

家にインコがいるから小鳥ちゃんに感情移入して読んでしまった。写真立てを倒す可愛い小鳥ちゃん。やきもち焼きな小鳥ちゃん。ちょっと切ないのは小鳥ちゃんにはきっ... もっと読む
全333アイテム中 1 - 20件を表示

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