江國香織のおすすめランキング

プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江國香織のおすすめランキングのアイテム一覧

江國香織のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『きらきらひかる (新潮文庫)』や『冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)』や『神様のボート (新潮文庫)』など江國香織の全328作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

きらきらひかる (新潮文庫)

21012
3.78
江國香織 1994年5月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

同性愛者の夫と、アルコール依存症の妻の話。 妻の笑子は気づけば酒を飲んでいる。情緒の不安定さを忘れるためだろうか。夫の睦月はいつも優しい。この夫婦はなんと... もっと読む

冷静と情熱のあいだ Rosso (角川文庫)

14271
3.57
江國香織 2001年9月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

嫌でも時間は過ぎてしまうし前に進んでしまうものだけれど。 そう思うのは私が人生の半分も歩んでいないからかなぁ。 あおいのように現実を生きないことに憧れる... もっと読む

神様のボート (新潮文庫)

13745
3.63
江國香織 2002年6月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あなたは引越しをしたことがあるでしょうか? これはその人の生まれた環境にも左右される質問かもしれません。引越しとはいつするものなのか?それは、進学、就職... もっと読む

つめたいよるに (新潮文庫)

13264
3.61
江國香織 1996年5月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『つめたいよるに』には21編もの短編が収録されています。5分もあれば読めてしまうどの物語も、長い余韻を残しながら消えるように心のなかへと静かに沈んでいきま... もっと読む

号泣する準備はできていた (新潮文庫)

13015
3.10
江國香織 2006年6月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

長い人生を生きていると、色んな瞬間に出会います。嬉しい瞬間、悲しい瞬間、そして憤りを抑えられない瞬間と、一日の中でさえ、私たちの感情は大きく揺れ動いていき... もっと読む

落下する夕方 (角川文庫)

11126
3.53
江國香織 1999年7月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルが良い。江國香織さんの作品はいつもそうだけど。 恋の終わりを描くために華子は生まれたのでは?と思った。 失って、失ったことを認めて、過去にする。 ... もっと読む

すいかの匂い (新潮文庫)

9141
3.36
江國香織 2000年6月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

R3.9.19 読了。  主題のすいかの匂いは、夏の思い出にしては怖かった。特殊すぎる。  他の短編も個人的にはあんまり楽しめなくて残念だった。 もっと読む

流しのしたの骨 (新潮文庫)

8290
3.66
江國香織 1999年9月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あなたは何歳までサンタクロースがいると信じていたでしょうか? 目を覚ますと枕元にプレゼントが置かれていたあの日。サンタさんがくれたんだ、と信じてやまなか... もっと読む

東京タワー (新潮文庫)

8078
3.34
江國香織 2006年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

そんなに面白い物語ではないと思いながらも、結局最後まで読んでしまった。江國さんの文章がいい。 詩史さんの、 一緒に暮らしたいひとと一緒に生きたいひとは違... もっと読む

泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)

7770
3.27
江國香織 2005年2月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

情熱的な恋の物語が人々に好まれるのは、それが珍しいものだから。ありふれていたら誰もわざわざ見ない。という言葉を最近目にしたことを思い出した。江國さんの物語... もっと読む

ホリー・ガーデン (新潮文庫)

7746
3.51
江國香織 1998年3月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

私はこの小説に流れる時間が好き。 果歩と静枝、2人の生活。 ずっと果歩のようになりたいと思っていた。 果歩は大人の女の人に見えた。 でも気づいたらもう... もっと読む

薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 (集英社文庫)

6464
3.36
江國香織 2003年6月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

もっとも感情移入したのは陶子。 陶子の感じている、家の中にいる時の安心やくつろぎ、それと孤独感には胸が切なくなるほど共感した。 なにが正解、というのではな... もっと読む

思いわずらうことなく愉しく生きよ (光文社文庫)

6367
3.62
江國香織 2007年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この作品は途中まで読んでずっと積んでありました。 私は江國さんの詩と童話とエッセイは大好きなのですが、大人の恋愛小説がどうも苦手です。 でも、先日... もっと読む

ぬるい眠り (新潮文庫)

6301
3.38
江國香織 2007年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「これはお別れの電話なの。だからもう、夢に出てきてくれなくてもいいわ。」 表題作「ぬるいねむり」、確かこんな一文があったはず。 あなたが夢に出てきた、と... もっと読む

すみれの花の砂糖づけ (新潮文庫)

5334
3.55
江國香織 2002年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

詩集の感想にかえて、なるべくこちらも詩で返すようにしているのだけれど、この詩集の世界観には、なんというか、どうしても入りこむ隙間がない。 たいていの... もっと読む

こうばしい日々 (新潮文庫)

5157
3.40
江國香織 1995年5月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ウィルミントンの町に秋がきて、僕は11歳になった。映画も野球も好きだけど、一番気になるのはガールフレンドのジルのこと。アメリカ育ちの大介の日常を鮮やかに綴... もっと読む

スイートリトルライズ (幻冬舎文庫)

5116
3.40
江國香織 2006年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1人より誰かと一緒にいる方がずっとずっと寂しい。 もっと読む

ぼくの小鳥ちゃん

4791
3.60
江國香織 2001年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

思えば物語を読むというのは不思議なものです。同じ物語を読んでも感想を語ると見事なくらいに色んな意見が出ます。例えば『なにかが窓ガラスにぶつかった音。ふりむ... もっと読む

いくつもの週末 (集英社文庫)

4614
3.59
江國香織 2001年5月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読みながら、仕事と結婚は似ているかもしれない、と思った。 エッセイの中で彼女はこう述べる。「私はほんとうに臆病だなあと思うのだけれど、もうやめよう、と思... もっと読む

とるにたらないものもの (集英社文庫)

4435
3.62
江國香織 2006年5月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文字どおり、とるにたらないものが並べられていて、他愛もないことが書かれているのに、読んでいるとなぜかほっとする。 普段の生活で見過ごしてしまいがちなこと... もっと読む
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