- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022578037
作品紹介・あらすじ
夫婦、親と子、そして子供が巣立ち離れて暮らす家族の絆を、おだやかな筆致で描く"家族小説集"。
感想・レビュー・書評
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実はちゃんと読んだ事がなかった椎名誠さん。
この方のくくりは何なのかも知らず・・・ジャーナリスト??と思っていたけれど作家さんだったのですね。
私には読みやすく、すっと入っていけたお話達。
渡辺葉さんは娘さんなんですね。それすらも知らず。
息子さんの話とか、今更ながら他の本も読んでみたいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつもの私小説的な話
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2015.3.17 読了
これは 完璧に 猫が出てくると思って
借りた本でしたが、
ほぼ 出てこなかった!!(|| ゚Д゚)
あまりに淡々とした短編で、
ちょっと どう解釈すれば?な感じだし、
ちょっと 退屈でした。。。 -
図書館で見つけて久しぶりに読んだ椎名誠のエッセー集。
2人の子供達は巣立ち、精神的にかなり弱気になっていることが書かれていて、読んでいて感傷的になる。
無人島でたき火を囲んで大騒ぎしたり、南の島でダイビングに挑戦したりという、若かりし頃の活気に満ちた内容とは異なり、かなりしっとりとしている。
が、やはり文章はすばらしく、共感できる部分も多く、所々で涙が出た。
たまたま手に取った一冊だったが、読んで良かった。 -
2003年4月20日読了。
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私小説と呼べるのでしょうね。
いつものエッセイとは一味違った景色の切り取り方になっていました。私は「遡行」のなかの「やれやれ」という言葉が大変気に入りました。この気に入り方はきっと明日から使ってしまうだろうという気に入り方です。
椎名さんの風景の切り取り方は素敵だと思います。最近の彼の写真を見てもそう思いますが、まあ、同じ人がやっているんだからとうぜんかもしれない野ですが、文章がすべてスチール写真となって立ち上がってくるところは見事だと思います。
ちょっとだけ、円熟という言葉も頭をかすめました。 -
穏やかで、どこか少し寂しい家族小説集
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久々の椎名さん。「家族小説集」
何だかしんみり。
好きなのは「屋上」 -
09/01/31