- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022602626
感想・レビュー・書評
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立花隆の取材力で、農協の仕事を描くと、こうなります、という本ですね。今から40年ほど前にこの本を読んだ時の衝撃を思い出します。★4つですね。
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天声人語 2021.6.24
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仕事でたまたまこれ関連の取材が入り、積読してた本なので読んでみた。
なんと膨大なデータだろう。記者にとってはかなり良い読み物。時代背景が読み取れるが、今の時代にも通ずる部分が少なくない。
農協という言葉にとらわれず、農協とはという側面が全体を通してわかる。データや数字はかなりわかりやすく読みやすい。その辺に売ってる農業のハウツー本や自己啓発本などよりかよっぽどましであり、今までの農業の歴史が語られている。 -
豊富な資料を元に、あらゆる面から農協がいかなる組織かということを論じている。いささか資料的な説明が多いような感じを受けるが、それだけ農協という組織が巨大なものになっているということなのであろう。
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古書を購入。古いけどいい本ですね。
【書誌情報】
著者:立花 隆
ISBN:9784022602626
定価:616円(税込)
発売日:1984年1月14日
文庫判
品切れ・再販未定
〈https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=2834〉 -
湯水のように税金が使われているんだなあ。
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数字は飛ばして読んだ。関係者が読めば、したり顔で読むのだろう。今、世間を賑わすTPPの参考にはなった。TPPは外圧を理由に、米、肉、砂糖等農家を切り捨てる米国属領日本の三文芝居だ
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今思い出して書けるのは、牛肉の値段が高いのは、一部の金持ちのための霜降りを作るがために全体の牛肉の値段も高くなっているということぐらいか・・・要は奴隷根性、といえるのかもしれない。少数の金持ちのために大多数の貧乏人が我慢する、という構図は、別に日本だけではないし今に始まったことでもない。