- Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022613240
感想・レビュー・書評
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伊藤正男から始まって甘利俊一に至るまで、18の研究現場を取材して、脳科学研究の現場の息吹を伝えています。
現在多くのメディアを通じて、茂木健一郎や澤口俊之といったスター的な脳科学者が「人間」の謎に切り込むような発言をしているのを耳にしますが、本書はやや古いものの、脳科学研究の現場でおこなわれている地道な仕事の雰囲気をよく伝えてくれているように感じます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2001年発行なので、
最前線といっても古くなっているでしょう。
んが、しかし、
脳はすごいね、
いや、人間がすごいのか。
脳ってようわからんもんを
研究している人たちってのもすごいもんですね。
こういった本の内容を書くことほど無意味なことはないでしょう(笑)
興味がある人は読んだらいいんじゃないという程度で。
脳はようわからんし、人間もようわからん。
これでわかることは人を分かった気になってもそれはちょっとおかしいんやないか?
と思えることです。
分かることなんて何にもないというスタンスが大切。
わからない、ちがう、それをそのまま受け入れるべきなんです。
だってそこにあるんだから、
そこにあるものを違うやわからんいうてもしゃーないんです。
もちろん言うたらいいんですよ、
言うてもええんやけど、
そのまま受け入れる気持ちになれるのかってところです。
もう一つは
ようわからんがゆえになんでもできるチャンスがあるということです。
かりに一つの機能が失われてしまっても
その機能を補うなにかが生まれるはずです。
と思うひとにはその機能は生まれるでしょう。
またその機能は補えなくても
あたらしい機能で代替することも可能になるかもしれません。
ありのまま受け入れること
チャンスはあること
そんなことを思ったり。