- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022642226
作品紹介・あらすじ
「異質なものを貪欲にとりこんで、それぞれの特性をすべて活かす」-幕の内弁当に秘められた美学が、私たちに身近な日用品から自動車、あるいは住宅、都市にいたるまで、世界に誇りうる日本的デザインを生み出していることを検証した、インダストリアルデザイン界の第一人者による古典的名著。
感想・レビュー・書評
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幕の内弁当というと、選択肢の一番最後というイメージを持っていたが、発祥をたどると、日本人性が埋め込まれていることに気づかされる。目で楽しみ、舌で楽しみと、1つの箱の中に楽しさを織り込んでいる。配慮と手仕事の細やかさは、やはり日本ならではだろう。そういう思いで、これから幕の内弁当を楽しんでみたい。
幕の内弁当と日本文化・経済を関連付けて話を綴るという本書は興味深い内容だった。コミュニケーション、コラボレーション、ディスプレイ、そうしたことが内在するデザインということ。幕の内弁当10の条件ということを改めて考えることも面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2007/08 図書館から。かちっとした論が展開されるのではなくして、AだからしてA'、しかれどもA・・・のような構成なので、頭が寝た。さっきも聞いた、という話が、さして変わりばえもなくくりかえし再登場する。うわぁっ、というような新発見はなかったので後半は読み流した。相性の問題かもしれないが
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リンク先は拙稿関連エッセイ.
<a href="http://lagenda.seesaa.net/article/18316653.html">幕の内ラーメンの美学</a>