- Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022642660
感想・レビュー・書評
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連載開始時はタイトル未定のまんまで、取材中の写真紛失なのに何も詫びる気の無い絵が描かれていて、取材三回に一回くらいは本筋関係なく嘔吐したり何なり下ネタまみれになってて、フッツーに車の事故やら銀角さんの喧嘩やら有ったりして、よく取材も連載も続行できたよなー
農作物研究家の福原さんのところに行く回は普通に学術的な面で面白かった、でも爆弾作り犯に会いに行くとか過激な回の中だとナチュラル過ぎてだいぶ埋もれてる
旅行ガイドとかには絶対載ってないシンナーとか海外のアンダーグラウンド感がヒシヒシ伝わる。西原せんせーも鴨ちゃんもよく生きて帰ってこれたな…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
西原のこの手のエッセイマンガは、実は、小林 よしのりなみに字が多いのであった。
よって、このサイズで読むのは、かなりきついです。
うーん、大きさによって、やっぱりおもしろさもかわってしまうかもしれない。 -
【本の内容】
ご存じサイバラりえぞうが、マカオを、タイを、韓国を、そして日本各地をゆく!
亡き「マルコポーロ」から「UNO!」まで3誌を渡り歩いた因縁の連載が、ここに堂々の完結。
描き下ろし、初カラー化作品を含む、ぜんぶ見せちゃう渾身のオールカラー。
[ 目次 ]
[ POP ]
湿気が多くて気持ち悪い日には痛快な本を読むにかぎる。
『恨ミシュラン』のころからファンなのだがほんとうにサイバラはカッコいい。
その目線の低さ、潔さ。
どんなに下ネタを書いても汚い言葉づかいをしても読んでいて不愉快ではない。
相手が大物だろうが高学歴の編集者だろうがヤンキーの友達だろうが変わらぬ率直な言動が気持ちいい。
そこまでやるう?というくらい傍若無人、怖いものなし。
『鳥頭紀行ぜんぶ』はそんなサイバラの面白さをぎゅっと凝縮しているのでものすごくお薦め。
なんと結婚してしまうことになる鴨ちゃんと出会ったタイ編が私は特にお気に入りだ。
ただし女性がハマると平気で下ネタを言うようになって周囲をひかせてしまうかも。
電車のなかでの読書も思わず吹き出してしまう恐れがあるので注意。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
何度目だの再読。実家にある筈なのですが見当たらないので借りました。やっぱり迫力があって面白いなと思います。鴨ちゃんとの出会いとかかっちゃんのお話が好きです。
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頭いい随想を書いてやろう、という気が全く感じられないのがいい。
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081226(n 090104)
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2008/1/31
鴨ちゃんとの出会いの話があった。
今はしばしのお別れ中だけど、出会えてよかったね。と何も知らないのに言ってみる。
でもそう思わせてくれる本を書いてるってことだ。
やっぱなんか好き。 -
毒舌とか、ちょっと品がないところとか、実際傍にいたら腹が立つかもしれないキレ具合と自虐がツボ。
真面目に見る本(というかマンガ)でもないですが、逞しさがすごいです。 -
ぜんぶでお得。だけど字がちっちゃーい
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西原さんのパワーに圧倒されます。