シンセミア 4 (朝日文庫 あ 39-4)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 309
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022643803

感想・レビュー・書評

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  • 書き方は好き。特徴的。最後の阿部和重の再登場なんかは後味悪くて、面白い。ただ、最後は皆、死んで、ストーリーをまとめようとしていく感じが、ちょっと強引で残念。だから、最終話は☆二つ。

  • (1巻~4巻まで、まとめてのレビュー)
    ようやく読み終わりました・・。
    正視に堪えないバイオレンス描写&変態的性描写に、胸が悪くなりそうな事も度々。
    ラストも、やっと落ち着きそうかと思いきや、“え~↓”って感じですし。
    読書に現実逃避を求める私には、残念ながら向かない話でした。

著者プロフィール

1968年生まれ。1994年「アメリカの夜」で群像新人賞を受賞しデビュー。1997年の『インディビジュアル・プロジェクション』で注目を集める。2004年、大作『シンセミア』で第15回伊藤整文学賞、第58回毎日出版文化賞、2005年『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞受賞。『シンセミア』を始めとした「神町」を舞台とする諸作品には設定上の繋がりや仕掛けがあり、「神町サーガ」を形成する構想となっている。その他の著書に『ニッポニアニッポン』『プラスティック・ソウル』『ミステリアスセッティング』『ABC 阿部和重初期作品集』など。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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