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- Amazon.co.jp ・本 (757ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022643902
感想・レビュー・書評
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本書を読んだだけで、ぜんぜん読んだことのない江藤敦とか石原慎太郎についてとても詳しくなった気がします。(^^;
日本文学って「自分」について深く書かなければならなかったのね、昔は。(^^;
比較されている「本筋の」日本文学についても、知識を仕入れることができるので、お得な本ですね。(^^詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
江藤淳による「文学とサブカルとの境界線」、すなわち、「虚構性に対して自覚的であるか?」を一貫した準拠枠組みとして、村上春樹、山田詠美、石原慎太郎、三島由紀夫、大江健三郎らを読み解いていく。けれど、ただ単純にその枠組みを当てはめるのではなく、それぞれおもしろい切り口から語られている。ただし、いかんせん長くて冗長。