- Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022643919
感想・レビュー・書評
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(古本を購入)
読み始めた(5月18日)〜読み終わった(5月26日)
大店、桔梗屋太兵衛とと渡世人、霊厳寺の猪之助の信頼と友情がとても美しく描かれた作品だった。
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深川の大店の桔梗屋の店主太兵衛が身分を越えて人として認めた渡世人の猪之吉親分との付き合いを猪之吉が見事に応え、太兵衛亡き後の桔梗屋に迫る困難を猪之吉が桔梗屋の後見人となり、知力と死力を尽くして、はねのける男と男の絆というのが良かったですね!
また桔梗屋の人たちが太兵衛の心を汲んで、猪之吉を信じていく姿も良かったです!
桔梗屋乗っ取りを企む悪党との真剣勝負もスリリングで最高でした! -
会津の酒、末廣がでてきた
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新たな時代作家発見。この人は、商人を中心の時代小説だね。
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胴元 猪之助と成り上がりものとの知恵比べ。
江戸時代の人の生活の範囲の狭いこと。この時代にこんな世界があったんですね -
2013/04/07読み始め
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義理に命を張る渡世人と騙り屋の息詰まるほどのよみ合いが読者を惹きつけて一気に読ませる、山本一力の渾身のドラマ。