kaizenさんの感想
2012年1月12日
著者の後書きで、栗本薫が時代物が好きだと知りました。 特に、捕物帳が好きとのこと。 なるほど、本作品は、私立探偵のような、役者が、 捕り物の手助けまたは間違いの指摘などをしている。 栗本薫の時代物のなかでも、とくに、とても読みやすかった。 ちょうど、赤川次郎の「鼠」ものとの共通部分を見いだしたような気がしました。
東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。 「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」