- Amazon.co.jp ・マンガ (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022690432
感想・レビュー・書評
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表紙は彼と鬼灯の花。
「行李の中」
茶道教室に人以外のものが紛れても、支障があるわけじゃないと言う絹が一番強いのでは。
「人形供養」
今回はこれが一番不気味で怖かった。電話線切るの尋常じゃないでしょ。
「鬼の居所」
蝸牛の青年期。この時からもう彼と彼がいたのか。
「神の通る道」
死ぬ必要のない人が死んだから驚いた。
「待つ人々」
いなくなる人達の正体が次第に明らかに。初っぱなから怖い。
「雨がまた呼ぶ」
律が浪人生から大学生に!
神の~の氷頭さん再登場。これも雰囲気怖いな。
「闇夜行路」
あのお面の女性はおばあちゃん?おばあちゃんがお面の女性?
「不老の壷」
中身が大切。絹は信じたいと思っているのかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◆今市子「百鬼夜行抄 1~8」
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000OIOOP0/decembesdoor-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">ドラマ</a>が面白かったので、つい買ってしまったコミック。
主人公、飯島律は、幻想作家だった祖父の遺伝でもののけが見える。
妖魔と、どこか天然な飯島家の人々との悲喜こもごも…。
も、面白かったっす。
ケチって文庫を買ったんだが、単行本で買えばよかったとちょっと後悔。だって、単行本は<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4257905727/decembesdoor-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">15巻</a>まで出てるもんねぇ。ってことは、文庫になってるのは半分強ってところ? うーーー、奥付を見たら結構間隔あいてるし…。
困った。
ドラマでは、律を守っている妖魔が、18歳まで守ると契約していて、18になったら食べるという設定になってた。なので、かなり緊張感があった。
コミックではないってことだったので、どーするんだろうと思ってたら、律の叔父さん伯母さんたちが強烈だったww 従姉もね。
開おじさん、素敵です<結局素敵オヤジがいると、いいのか自分
ともあれ、人の欲望というもののいろんな側面をしっかり見せている漫画なのである。
欲望というか、煩悩か。
結局、妖魔も、人のそういうものが作り、呼び寄せるのだろう。
じっくり読むと、とっても深いのであった。