百鬼夜行抄 4 (朝日コミック文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2013年10月3日発売)
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022690432

感想・レビュー・書評

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  • 表紙は彼と鬼灯の花。

    「行李の中」
    茶道教室に人以外のものが紛れても、支障があるわけじゃないと言う絹が一番強いのでは。

    「人形供養」
    今回はこれが一番不気味で怖かった。電話線切るの尋常じゃないでしょ。

    「鬼の居所」
    蝸牛の青年期。この時からもう彼と彼がいたのか。

    「神の通る道」
    死ぬ必要のない人が死んだから驚いた。

    「待つ人々」
    いなくなる人達の正体が次第に明らかに。初っぱなから怖い。

    「雨がまた呼ぶ」
    律が浪人生から大学生に!
    神の~の氷頭さん再登場。これも雰囲気怖いな。

    「闇夜行路」
    あのお面の女性はおばあちゃん?おばあちゃんがお面の女性?

    「不老の壷」
    中身が大切。絹は信じたいと思っているのかな。

  • 「行李の中」狐美人姉妹、綺麗。
    「人形供養」人間なのか人形なのか…すべて、こんな微妙な境目が、この漫画の読みどころなのかな…。
    「鬼の居処」伶、青嵐、鬼灯の昔。
    「神の通る道」これがあるから律が大学生に成長できたのか?
    「待つ人々」やっぱり生きてるのか死んでるのかわからない…。
    「雨がまた呼ぶ」死んだ息子が帰ってきたかと思ったら旦那だった、っていうオチでおっけ?夜刀、誰だっけと思わず読み返した。
    「闇夜行路」大学生の律が、やっと友達ができたかと思ったけど、そんなに甘いものじゃないみたいっていう話。
    「不老の壺」鬼灯の名前発覚。

  • ◆今市子「百鬼夜行抄 1~8」

     <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000OIOOP0/decembesdoor-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">ドラマ</a>が面白かったので、つい買ってしまったコミック。
     
     主人公、飯島律は、幻想作家だった祖父の遺伝でもののけが見える。
     妖魔と、どこか天然な飯島家の人々との悲喜こもごも…。

     も、面白かったっす。
     ケチって文庫を買ったんだが、単行本で買えばよかったとちょっと後悔。だって、単行本は<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4257905727/decembesdoor-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">15巻</a>まで出てるもんねぇ。ってことは、文庫になってるのは半分強ってところ? うーーー、奥付を見たら結構間隔あいてるし…。
     困った。
     
     ドラマでは、律を守っている妖魔が、18歳まで守ると契約していて、18になったら食べるという設定になってた。なので、かなり緊張感があった。
     コミックではないってことだったので、どーするんだろうと思ってたら、律の叔父さん伯母さんたちが強烈だったww 従姉もね。
     開おじさん、素敵です<結局素敵オヤジがいると、いいのか自分

     ともあれ、人の欲望というもののいろんな側面をしっかり見せている漫画なのである。
     欲望というか、煩悩か。
     結局、妖魔も、人のそういうものが作り、呼び寄せるのだろう。
     じっくり読むと、とっても深いのであった。

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