弄ばれるナショナリズム: 日中が見ている幻影 (朝日新書 27)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731272

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    政府のアジア外交が行き詰まっているのは、前首相の靖国参拝や、政府要人の右翼的発言だけが原因ではない。
    新の原因は、「世論」や「国民の意思」と呼ばれながら、果たして実体のわからない「ナショナリズム」という妖怪である。
    新鋭の中国学者が、日本を中国両国を往来しながら、日中相互理解への処方箋を説きおこす。
    次代の日中関係は、あなた自身の「脱ナショナリズム」にかかっている。

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 日中両国のそれぞれのナショナリズムの背景を説き明かした一書。 詳しい読後記は<a href="http://d.hatena.ne.jp/rockfield/20070120/1169253515">こっち</a>に書いてあります。

著者プロフィール

慶應義塾大学総合政策学部教授。専門分野:中国地域研究,中国市民社会論,公共宗教論,中国キリスト教系団体研究。
主要業績:『上海――大陸精神と海洋精神の融合炉』(PHP研究所,2004年),『弄ばれるナショナリズム』(朝日新聞社,2007年),『協働体主義――中間組織が開くオルタナティブ』(共編著,慶應義塾大学出版会,2009年),ほか。


「2013年 『アジアの持続可能な発展に向けて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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