「民」富論 誰もが豊かになれる経済学 (朝日新書 95)

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  • 朝日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731951

感想・レビュー・書評

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  •  タイトルが示すとおり「民」が豊かであるという状態とそれを実現するための提案と広くとらえた(マクロ的視点からの)経済のメカニズムが述べられています。

     いかにして一国全体を豊かにするか。豊かであるとは何だろうか?著者は生活水準の向上だと考える。
     
     一国の経済状態がよいということはその国内の生産と消費が盛んでカネがよく回っていることを指す。そこで、現代日本の苦しい経済状態を抜け出すには地産地消を推進することにあると提唱する。しかし、グローバル化のなかでそれは大変困難なことでもあるのだ。

     うまく外貨を稼ぎ、国内でカネを創出するという非常に難しい問題ではあるが、それに対し著者は生活水準の向上という観点からいくつかの提案をしている。


     個人的にはマクロ経済学を学んだ後ですごいためになりました。貯蓄という美徳がマクロ経済を小さくすることなど。


     時間があればみなさんもぜひ手にとってみてくださいな♪

  • 2008/2
    経済を判りやすく解説している。
    通貨とはどのような意味があるのかを中心に、経済活動は通貨が回転することによって成り立っていると説明している。合成の誤謬について判りやすい用語で解説しているのが特徴。

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