鉄道でゆく凸凹地形の旅 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022735638

作品紹介・あらすじ

【地理/地理】都内・観光地の有名路線を中心に、困難な凸凹地形をどのように電車が走っているのかを徹底的に検証。さらに急勾配やカーブを乗車しながら楽しめるポイントを伝授していく。普段何気なく乗っている電車の見方が180度変わる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 凹凸とは人生の縮図ではないかと感じた。一本の鉄路に沿って、鉄の塊とともに揺られるだけで様々な思索ができ、感性も育まれる。もともと鉄道を人生の旅に重ねて考えてきたので、より立体的に旅が楽しめそう。

    山手線、丸の内線、大江戸線に乗る時はこの本を持っていきたい。もちろん三陸鉄道などのローカル線の旅のお供にも。

  • 山手線の高低差の考察は楽しかった。
    各地の鉄道のカーブやスイッチバックの紹介もためになった
    てっちゃんには外せない

  • 他の方も書かれているが、図版・地図を多用しないと理解が進みにくく、もったいない。

  • 著者の本に限らず、同じテーマや似たようなテーマの本は今まで何冊も読んでいるから、目新しい内容などそうそう無いことが分かっていても(似た内容になるのは仕方ないと思いつつも)、ついつい興味のある題名には手を出してしまう。

    そして当然ながら、読んだこと、聞いたことのある話に、いつものように土地勘がある路線(山手線)や理論(峠越え)には興味が沸くが、無い路線や著者の独断偏見(カーブ)には興味が沸かないとなる。

    こうなると、いったい何のために読書をしているんだといった思いになりながらも、読み始めた以上は途中で投げ出す勇気もなく最後まで読んでしまう。

  • まぁ新書だな。
    2014.7.29

  • 山手線や丸ノ内線、大江戸線の地下の状況をわかりやすく図説されており、東京が改めて坂の町だということを再認識しました。

  • ≪目次≫
    第1章  ひと味違う「山の地形」が望める車窓
    第2章  実は山あり谷ありの山手線
    第3章  峠越えする鉄道ー急勾配をどうするか
    第4章  神出鬼没、東京メトロ丸の内線凸凹の旅
    第5章  知られざるジェットコースター・メトロ都営地    下鉄大江戸線
    第6章  鉄道カーブ名場面50選
    第7章  東京23区内私鉄沿線地形散歩
    第8章  海岸の豊かな地形をゆく

    ≪内容≫
    地図の大家、今尾さんの鉄道モノ。もう少し地図を入れてくれないとわからない。章によっては面白い部分もあるので惜しい感じだ。

  • この手の内容は、文章だけだとどうしてもわからないので、やはり地図と写真がほしくなる。

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著者プロフィール

今尾 恵介(いまお・けいすけ):1959年横浜市生まれ。地図研究家、エッセイスト、フリーライター。中学生の頃から国土地理院の地形図に親しみ、時刻表を愛読する。音楽出版社勤務を経てフリーライターとして独立、イラストマップ作成や地図・鉄道関連の著作に携わってきた。著書に『日本の地名おもしろ探訪記』『日本地図のたのしみ』『ふしぎ地名巡り』(以上ちくま文庫)、『地名の楽しみ』(ちくまプリマー新書)ほか著書多数。

「2023年 『ふらり珍地名の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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