AERA DESIGN vol.2 「ニッポンをデザインした巨匠たち」 アエラムック
- 朝日新聞出版 (2006年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022744029
感想・レビュー・書評
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建築、インダストリアルデザイン、グラフィックデザイン、インテリアデザイン、さまざまなものを「デザイン」した日本の巨匠たちを紹介した一冊だ。
戦後の日本をかたち作った、ということで、メタボリズムの旗手である菊竹清訓や黒川紀章、異才の安藤忠雄や伊東豊雄といった建築家から、渡辺力、柳宗理など現在でも使用されている普遍的なアイテムを生み出した人、永井一正など毎日広告で目にする有名企業のロゴを多数デザインした人、さまざまなかたちで「ニッポン」をデザインしてきた人たちが紹介されていて、興味深い。
この人がデザインしました、と紹介されるアイテムや建物は今でも身近にあるものが多く、これ、そうなんだ、と素直に驚く。いいものは廃れない、ということを実感する。
多数の人物が紹介されているため、各人の紹介はそれほど深い内容ではなかったけれど、わずかにその思想や哲学に触れ、好奇心が刺激された。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これ読んで、やっぱしプロダクトデザインが好きなんだな、と。
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建築・プロダクト・グラフィック…日本を代表する名デザイナーが集合した、ありがたい一冊。戦後日本のデザインへの理解が深まる。
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シンプルな調理器具で著名なヤナギソウリ氏ももちろん掲載されています。
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表紙には本書で紹介されている巨匠のサインがかかれています。戦後の日本を築いた、建築家やインテリアデザイナーなどが作品と共に紹介されています。