- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022792020
感想・レビュー・書評
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全世界に35点しか現存しないフェルメールの作品のうち東京大阪あわせて10作品を見ることができる今回の「フェルメール展」。
今回4点を見れば22点見たことになる。
でも東京に二回、そして大阪にも行かなくちゃいけません。
フェルメールといえば
「混んでる」
「ゆっくり見れない」
「小さくてよくみえない」
イメージが強いのですが、解消すべく工夫をされているよう。
でもいまのところこの『公式ガイドブック』だけでいいやと思っています。
とても面白いし、何度も見られるし。
久石譲さん、佐々木彩夏さん、津森千里さん、中野京子さん、原田マハさん、茂木健一郎さんに同じ質問をしているので、私も答えてみます、聞かれていないけど。
① 来日予定の作品中、じっくりと見てみたい作品は?
≪真珠の首飾りの女≫
中野京子さんのコメントを読んでじっくり見直したくなりました。
「受胎告知」として描かれたのではないか、との新説があるそうです。
いわれてみると、そう見えます。
他の作品とくらべても一目瞭然。
② 自分の部屋に飾るとしたら?
≪絵画芸術≫
ウィーンでゆっくり見ました。
フェルメール自身がえがかれているし、
さまざまな象徴寓意がこめられている。
ヒトラーが隠した。
なにより画家自身が手放さなかった作品。
③ 見に行くなら誰と?
いつも行く友人は一人で行ってしまいました
私が行かないと言ったので。
だから自分も一人。
④ 海外に行ってでも見てみたい作品は?
≪デルフトの眺望≫
この本を読んで、だんだん行く気になってきた。
⑤ 美術館展覧会に行く頻度は?
今年は4月に≪イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢≫を見に行っただけ。
今後も「特に見たい作品があったときだけ」行くと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東京でのフェルメール展を思い出しながら読了。フェルメールの魅力が解説されてて、もう一度見たくなる(大阪展も行こう)
いつか、フェルメールの全作品をコンプリート、海外の美術館でも出会ってみたい・・・と思わせてくれる本でした。 -
フェルメール展へ行けなかったと嘆いていたら、友人が買って来てくれました。
絵だけでなく、時代背景や美術の基本、科学的な解説などが書いてあります。
画集も良いけど、こちらの本も細かい解説があって、美術鑑賞初心者にも分かりやすく面白く読めました。
目で見ても、頭で考えても面白い本。
フェルメール展へ行けなかった事が悔やまれます。
いつか本物を見に海外まで行きたいな。 -
空いていると思って三賀日を狙って行ったけれど、混んでた。
洋服や家具の色が地味でドヨンとしている空間でも木漏れ日があたると温かくなる。
光や素材の質感。
「リュートを調弦する女」など。