コロナが加速する格差消費 分断される階層の真実 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
2.44
  • (0)
  • (2)
  • (11)
  • (11)
  • (3)
本棚登録 : 123
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022950819

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  

  • コロナが加速する…というタイトルだが、コロナ以降についてのファクトは書かれていない。というより、やや固定概念が強い高齢者の愚痴のような感じがする。今回はちょっと残念。

  • h10-図書館2021-3-10 期限3 /24 読了:途中 返却3/21

  • ふむ

  • この30年成長していない日本。幸せが衰えている。

  • 分かっていたけど絶望だらけだな。
    それを認識させられた。

  • データや統計を元に格差について語られているが、全体的に読んでみて着目する点がなかったようにみえる。

  • コロナというタイトルに惹かれて読んだ。
    なかなか面白かった。
    世代や年収による価値観の違いとそれをベースに見た今後の日本のあり方。

    タイトルの通りたくさんの数字から階層ごとの価値観や行動について傾向を分析しているが、
    コロナが格差消費を加速しているかについては印象に残らなかった。

    都心集中型ではなく郊外に住むべしという考えは以前読んだ未来年表とも重なる部分。
    コロナの影響でリモートワークが進み図らずも郊外に住む人は増える可能性が出てきた。

    本書を読み、経験してきた出来事とその時の年齢が価値観に大きな影響を与えていると感じた。
    コロナの流行時に働き盛りの世代、学生の世代、アフターコロナに生まれてくる世代…
    コロナで価値観は大きく変わった。
    コロナで世の中の変化を体験した世代やコロナ前をもはや知らない世代が今後何に価値を感じどんな世界を作っていくのか。
    想像もつかないがまた新しい時代に突入することは間違い無い。

  • ●コロナを機会に日本人は(あるいは世界中の人々が)①何があっても安心して中流でいられる人②雇用は守られているが売り上げ・収入が落ちて不安な人③一気に収入が落ちてものすごく不安な人  にはっきりと分かれていると言う事実が改めて判明した。
    ●少子化問題。社会学的、ジェンダー的な視点で議論されて、本当は経済的問題から議論して欲しい。
    ●平成世代は上流でも、バラエティを見る。本も読まない。
    ●知は広く万人に公開されるべき。オンライン大学で、地方や収入格差をなくす。

  • with コロナ下における消費動向も含め現代の階層別、世代別の特徴がわかる本。雑誌感覚で気軽に読める。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

三浦展(みうら・あつし)
1958年生まれ。社会デザイン研究者。カルチャースタディーズ研究所代表。家族、若者、消費、都市、郊外などを研究。著書に『 「家族」と「幸福」の戦後史――郊外の夢と現実』 (講談社現代新書) 、 『ファスト風土化する日本――郊外化とその病理』 (洋泉社新書) 、 『東京は郊外から消えていく!』 『首都圏大予測』 (光文社新書) 、 『愛される街』 (而立書房)などがある。

「2022年 『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三浦展の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×