コロナと生きる (朝日新書)

  • 朝日新聞出版
3.69
  • (9)
  • (13)
  • (14)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 181
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022950895

作品紹介・あらすじ

人と「ずれる」ことこそ、これからのイノベーティブな生き方だ! 「コロナウイルスは現代社会の弱点を突く21世紀の鬼っ子」という著者ふたりが、強まる一方の同調圧力や評価主義から逃れてゆたかに生きる術を説く。災厄を奇禍として自分を見つめ直すサバイバル指南書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 3.5

  • 読みやすさ★★★
    学べる★★
    紹介したい★
    一気読み★★★
    読み返したい★

    2020年9月に発刊されたもの。コロナウイルスがまだ未知であることが標準認識だった頃。
    異常報道が加熱し、世界中の茶番が明らかになった今、内容に重みが感じられずほとんど読み飛ばしてしまった。PCR検査を感染者数の基準にしている辺り、前提がおかしいので。

  •  ワクチンの安全性と有効性は二律背反。ワクチンの効果が高いほど炎症反応が起きやすいので副反応も強くなる。そのバランスが重要とのこと。内田樹氏と岩田健太郎氏の3回の対談をまとめたもの。「コロナと生きる」、2020.9発行。人と合わせるのでなく、「ずらす」という生存戦略のもとに生きるのがよいと。

  • 「コロナに有効なのはひととずれること!」
    というメッセージが込められていた。

    政治や他国のことなどザクザク切り込んでいくのがすごいな勢いがあるなと感じた。
    テンポよく読めた。

  • 新型コロナの恐ろしさは「数の病気」。また、今見ることができる姿は10日〜2週間前に感染した人たちの過去の姿である。感染防止のためには「ばらける」こと。集まらず、人と違うことをすればよい。

  • 当時の空気を残す仕事。

  • 内田樹「コロナと共生する社会」 岩田健太郎医師と語ったウイルスと人類〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)
    https://dot.asahi.com/aera/2020041600009.html

    朝日新聞出版 最新刊行物:新書:コロナと生きる
    https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22211

  • 内田さんの著書を初めて読んだ際は自分の不明のせいで分からなくて、今回もちょっと心配だったが、とても分かりやすかった。
    この前に岩田さんの『丁寧に考える新型コロナ』を読んでいたので、より理解が深まったかも。
    日本政府、国への怖さばかりが大きくなってしまった。。
    失敗は致し方ないが、学んで改善する事を…当たり前のように子どもたちに言ってる事を政治家さんたちは自分らもしてほしい。
    多様性は今、そして未来のキーワードだということがまさかコロナに関する本で感じられるとは思わなかった。

  • 感染症専門医の岩田健太郎氏と内田樹氏(名前はよく聞くけど、いまいちどういう人か知らない)二人による5月から7月にかけての対談本。
    ちょうど、新型コロナウイルスの第一波が収まってきたころの対談ということもあってか、うまいこといけばこのまま収束するし、第二波がきても第一波ほどひどくはならないだろうみたいな感じな話になっているのは面白い(笑えないけど)
    感染症の専門家でない人が、「こうすればコロナ対策はできる」という人がでてくるのは別にいいのだけど、政府が専門家の意見よりそちらを優先してしまうのは問題だとのこと。まあ、そりゃそうだよなと思わなくないけど、感染症の一番の専門家と考えられるWHOの発言がいまいち信用できないところがあるからなぁ…。まあ、専門家が一つ間違ったからと言って、その後も間違ったことを言ってるとは思わないほうがいいと思うけど。
    そして、神戸市だけで17人の新規感染者が増えるというのは病院にとってものすごく大きな負荷とのこと。17人で大きな負荷って、今はいったいどういう状況なんだろうか…。
    ダイヤモンド・プリンセス号でウイルス感染を広げないために、「100人でも200人でも下船させよう」と提言すると、「全員が一斉に下船できないなら認められない」と言った人がいたということ。避難所も同様で、半分がホテルに移動することを提案すると、「そんなことはできない」と言われたらしい。「自分以外の誰かが得するなら、みんなで損をしたほうがマシだ」とのこと。心理学の実験で「最後通牒ゲーム」というのがあるけど、それと同じような感じなんだろうなと思う。
    でもこれ、くじ引きで決めたらいいだけじゃないのと思わなくはない。くじ引きやビンゴに外れても、「当たった人はずるい」というのは思えないのだけど。
    それにしても、アメリカの医療の状況はひどいなと思う。医療費が高額すぎて自己破産する人も多いらしい。日本ではどれくらいいるのだろうか。読んでいるとあまりに高額すぎて、国民皆保険があるとかないとかそういう問題でもないような気がする…。

  • これまた、コロナウイルスから、話を広げている。
    岩田健太郎と内田樹というコンビが良いね。
    同調圧力がいけない、人と違うことをやることが大切、という言葉は考えさせられる。

全21件中 1 - 10件を表示

内田樹・岩田健太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
内田樹
内田樹
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×