大江戸の娯楽裏事情 庶民も大奥も大興奮! (朝日新書)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022951816

作品紹介・あらすじ

「宵越しのゼニを持たない」。それが、粋な江戸っ子の心意気。なけなしの稼ぎは、みんな遊びにつぎ込んでしまう。世界有数の百万都市に発展した大江戸。そこには「お楽しみ」が溢れかえっていた!祭り、富くじ、色街、御開帳――。今より、もっともっとすごかった娯楽の舞台裏を明かそう。◇江戸の宝くじ「富突(とみつき)」では、二日に一人、「億万長者」が誕生!◇飲む打つ買うの三道楽に、江戸っ子はのめり込む。グルメブーム、吉原、岡場所は?◇寄席七百軒、芝居小屋二十軒、。女性が嫌いな男性と、芝居が嫌いな女性はいない!◇庶民はもとより、大奥も将軍様も興奮したお祭り騒ぎ。娘や女房を質草にして何が悪い!◇信仰心など、どこへやら。御開帳の成功のカギは、「えっ?」奇想天外の大イベント!大江戸に花開いた娯楽産業の裏事情。「なるほど、人に話したくなる!」〈目次から〉第一章 「大当たり! 江戸の宝くじ」――加熱人気の富興行第二章 「飲む・打つ・買う」の泣き笑い――歓楽街に咲いた、あだ花第三章 粋な男女で寄席と歌舞伎は大賑わい――寄席七百、芝居小屋二十第四章 大奥も大喜び、江戸の祭り――将軍様も楽しんだ非日常空間第五章 開帳という大規模イベントの裏表――成功と失敗の法則

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  • いつの世も、庶民の娯楽にかけるエネルギーが凄い。

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著者プロフィール

歴史家。1965年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学(文学博士)。JR東日本「大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める。おもな著書に『江戸の間取り』『大名格差』『徳川幕府の資金繰り』『維新直後の日本』『大名廃業』(彩図社)、『15の街道からよむ日本史』(日本ビジネス文庫)、『東京・横浜 激動の幕末明治』(有隣新書)、『徳川時代の古都』(潮新書)などがある。

「2024年 『江戸時代はアンダーグラウンド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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