天皇陛下 科学を語る

著者 : 朝日新聞出版編 宮内庁侍従職協力

• 朝日新聞出版 (2009年10月20日発売)

作品紹介・あらすじ

天皇陛下のご講演と執筆原稿、ハゼの研究論文を厳選して掲載。忙しい公務の合間をぬった45年以上の研究成果。一流の科学者としての陛下の側面がここにある。

感想・レビュー・書評

[tokyokaiyolibsさんの感想 · 2020年7月14日]

上皇さまのハゼ研究がニュースになっていましたね。こちらは御在位中に出版された図書で、ご講演、ご執筆原稿、ハゼの研究論文などが掲載されています。

所蔵情報
品川図書館　487.7/A82

[ごぶさんの感想 · 2015年10月26日]

天皇陛下が生き物ではなく標本を研究材料にしたわけは。

[例幣使さんの感想 · 2014年9月21日]

今上天皇の著作
分類学から。
言葉などの微妙な違いに気を使いながら、科学史。科学の歴史について。
最後はご自身の研究について。

[H.Satoさんの感想 · 2010年4月26日]

国民の幸せを願ってきた昭和天皇をはじめ、歴代天皇の伝統や天皇は日本国の象徴であるという憲法の規定を念頭に置きながら、国や国民のために尽くすことが国民の期待に応える道であると思っています。
天皇陛下はハゼの研究をしている。
陛下はハゼ研究の背景として、より広く科学そのものや生き物としての動植物に深い関心を持っている。
天皇陛下は学習院で政治経済を学習していたのに、現在はハゼの研究。世の中に文系理系とか言っている連中こそ、よく読みたまえ。誰が天皇陛下に、あなたは文系ですか？なんて聞きますか？