- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023308220
感想・レビュー・書評
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紳士靴の深い話が面白いです。
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革靴の手入れ好きが高じて購入。靴や靴のメンテの雑誌等はよく購入して読んでいますが、大抵は靴のデザイン、メンテ、最新モデル、多くて素材、作り方、靴の部位やドレスコードの解説など。本書が特徴的なのは、導入が人間の足に関する解説から靴の選び方である点であり、趣味から少し原点回帰したような印象を得た。スコープが広く文章は読みやすい、でも浅い感じはしない。「嗜む」という言葉ピッタリな1冊。
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これから靴を趣味にする人へ。
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靴の種類についてとても詳しい。
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基本項目はしっかり抑えた良書だと思います。
ここまでの情報は要らないって人も多いかとは思いますが、
とりあえず、これ一冊持っていれば、結構困らないかと。
靴のカタログになってない所も◎です。 -
(紳士靴の)入門書にして決定版!という帯がついています。
靴作りをはじめた知人が、チャットで靴用語を繰り出してくるので会話についていくために購入しました。
靴の選び方や手入れの仕方、素材の革の性質に関しては実用的です。
手入れに関しては男女の区別なく役立ちそうです。
靴の製法に関しては、評価が分かれそうです。製法にかなりのページ数をさいているところは「男の子っぽい」本だと感じました(男の子って分解好きですよね?)。
靴選びの大前提、ということでしょうか。一番最初に靴が合わないために引き起こされるといわれている足や爪の変形に関する記述があります。紳士靴の本で足の変形に関して書いてあるのは珍しい気がします。
友人の靴作りの話について行くという目的で買った私には役立っていますが、製法には興味ないよという人には冗長に感じるかもしれません。
婦人靴と違って紳士靴は製法を選ぶ余地がありますから知っておいて損はないことだと思います。
靴に関して知りたくなったらとりあえず1冊目の本としておすすめできます。「どこそこのメーカーの靴がいい」とは一言も書いていないので、今後ずっと役に立つ本です。