- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023310346
作品紹介・あらすじ
「3.11」と東京電力福島第一原発事故で、子どもたちのくらしは大きく変わりました。福島から避難した子ども、とどまっている子ども、56人の心の訴え-。
感想・レビュー・書評
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「「3.11」と東京電力福島第一原発事故で、子どもたちのくらしは大きく変わりました。福島から避難した子ども、とどまっている子ども、56人の心の訴え-。」
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2019年3月18日
装丁/FROG KING STUDIO -
今現在、福島の子どもたちがどんな暮らしをしているのか…どんな想いでいるのか…知らないことが多い。原発問題について、真剣に考えていかなくてはいけないと感じた。
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3歳から高3まで、子どもたちの書いた手紙がそのまま載っている。
3歳の子の、花火にも胸が熱くなる。
高校生の手紙にも、気持ちが苦しくなる。
小学生たちの手紙には、思いっきり遊びたいという訴えがあちこちに読み取れる。 -
昨年10月、フクシマのこどもたちを富士山の麓にあるYMCA東山荘までお連れし、一緒にキャンプをしました。「ここでは遊んでも良いの?」と口々に言う彼らに、語りかける言葉を無くしたと大学生のリーダーが言っていました。「普通の大人になれますか」「私の夢は去年とまったく違います」そんな言葉を私たちはどう受け止めれば良いのでしょうか?辛いけれど、ぜったいに読むべき本だと思っています。