そだてば こそだてのげんばを実況中継。

  • 朝日新聞出版
3.41
  • (3)
  • (7)
  • (9)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 56
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (114ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023312555

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 女の子1人と男の子1人を育てるパパである著者が自らの子育てと、様々な家庭の子育て現場を漫画にしたもの。

    共感するところ、懐かしいなって思い出す「あるある」がたくさんあって、楽しく読めた。
    子育て中、特に乳児期はお世話が大変すぎて、ゆっくり本を読む時間がないし、読む気分にならないことも多いので、こういうクスッと笑えて、共感できて、気軽に読める育児漫画をよく読んでいた。

    久しぶりに育児漫画を読んで思ったのは、子育てをしてると、毎日本当にいろんなエピソードや事件があって、笑ったり怒ったり、呆れたり驚いたりするけど、そういう一つ一つのことを覚えておけなくて、日記に書いておくほどマメでもないので、忘れてしまっていっていて、もったいないなということ。

    ちょっとしたやりとり、ハプニングなんだけど、それってそのときの自分にはすごく癒やしだったり、学び・発見だったりする。
    著者も「子どもの成長グラフは直線ではなく、階段のよう。キュッと急に、少し大人になる。このキュッにどれだけ多く立ち会えるか。」と書いている。
    これができるようになった!っていう明確なことよりも、日常のふとした会話や考え方であることが多くて、そういうのを私ももっと見届けたいなとつくづく思った。

    久しぶりの育児漫画、子どもが成長してきてから読むとまた違う意義があった。

  • いろんな「そだてば」を実況中継されていましたが、
    個人的には鈴木家の子供達の成長の様子が面白く、微笑ましかったです。
    人ごとだから、微笑ましいのだけど…たいへんだろうなあ。
    コッチャン、いいキャラすぎて、これからの成長も見届けたいです。続編に期待(笑)

著者プロフィール

1975 年、静岡県浜松市生まれ。『ぼくのトイレ』(PHP 研究所)で、第17 回日本絵本賞読者賞、『しごとば 東京スカイツリー』(ブロンズ新社)で、第62 回小学館児童出版文化賞を受賞。絵本の作品に、「しごとば」シリーズ、『ケチャップマン』『たべもんどう』(以上、ブロンズ新社)、「ゆうぐ」シリーズ、「ぼくの」シリーズ、『どこちゃん』(以上、PHP研究所)、『かわ』(幻冬舎)、『おしりをしりたい』『おつかいくん』(以上、小学館)、『とんでもない』『ねるじかん』(以上、アリス館)などがある。

「2022年 『ぼくのねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鈴木のりたけの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×