お金持ちはなぜ、「教養」を必死に学ぶのか

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023314986

感想・レビュー・書評

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  • お金と教養の関係が広く浅くまとまっている。
    入門の入門の本。

  • 教養 物事の本質を見極めるための総合的な知識や考え方が、人格や行動に結びついたもの

    アメリカ アイルランド系、イタリア系 カトリック

    テスラ 既存の電池をつなぎあわせて電源 ソフトウエアで制御 ユニットごとに動きを制御、危険があれば、ユニットごと切り離す

  •  書店でパラパラ読みをして買った本。高校や大学での学びが社会人になってどのように活きてくるのかを考えるのに参考になった。あるニュースや社会について考えるときに、有名な学説や古典を知っていれば思考の道筋を立てられる。参照した学説や理論が間違っているという結論でも有益なので、世の中を客観的に見るために「教養」は必要であると思った。
     この本はお金持ちになるために必要な「教養」の話なので、文化的な側面はほぼない。お金持ちにならなければいけないのか、お金持ち=幸せなのか、という命題について考えるにしても教養が必要である。

  • 【本書で言いたいこと】
    ★お金持ちになりたければ
    →徹底して教養を身に付けること
    ★教養に行動が結びつくとお金が生まれる。
    →物事の本質を見極めるための総合的な知識や考え方が、人格や行動に結びついたもの、これが教養
    →つまり、教養には、「お金を生む教養」と「お金を殺す教養」の2種類が存在している
    【本書のポイント】
    ★お金儲けとは「大衆」との戦いである。
    →大衆とは「ただ欲求のみを持っており、自分には権利だけがあると考え、義務を負っているとは考えもしない」人のことを指している。
    ★管理能力と使命感のない人には、大きな富は転がり込まない。
    ★年収を上げたかったら、合理的な意思決定がされる組織や集団に属すこと。
    ★自らが大衆にならず、彼らを馬鹿にせず、どう活かすかを考える。
    ★人はどのような存在なのかを問う哲学の知識は、お金儲けに役立つ。
    ★仕組みが出来上がった組織では、誰がやろうと結果は変わらない。
    ★お金持ちは見た目が9割。
    ★新しい技術やサービスはとりあえず使ってみるのが哲学的に正しい態度。

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著者プロフィール

経済評論家。仙台市生まれ。1993年東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在、「ニューズウィーク(日本版本誌)」「現代ビジネス」など多くの媒体で連載を持つほか、テレビやラジオで解説者やコメンテーターを務める。著書に『新富裕層の研究』(祥伝社新書)、『戦争の値段』(祥伝社黄金文庫)、『貧乏国ニッポン』(幻冬舎新書)、『縮小ニッポンの再興戦略』(マガジンハウス新書)など多数。

「2022年 『スタグフレーションーー生活を直撃する経済危機』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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